2017年03月16日

明るく前向きに・・・・。

 年のせいだろうか・・・・、あるいはまた時代背景や自分中心の生活のリズムがそうさせていたのだろうか・・・・。最近、かつてお付き合いのあった方々やお世話になった諸先輩にお会いすると、懐かしく思う反面、皮相に流れたお付き合いをしてきたことへ妙に自責の念に駆られたりすることが多い。決して不義理をしてきたわけではないが、やはり思うようにならなかったというのが人の世の常なのか・・・と思いつつ、自省自戒している。
 先日、50年来の友人とお茶をすすりながら、来し方行く末を思いめぐらすと、やはり60半ばも過ぎると良くも悪くもそれなりに人生、帳尻が合うもんだということで一致した。楽あれば、苦もあるし、朝が来ない夜はない。そうした自然の現象と相まって、人それぞれの努力と研鑽や無欲な奉仕が目に見えない無形の喜びをもたらしてくれることもある。
 何事も善意に解釈することは、私のような凡人には難しいことだが、明るく前向きに心がける気持ちだけは、どんな状況でも忘れないようにしたいものだと思っている。
posted by あうる at 16:13| Comment(0) | 来し方行く末

2017年03月15日

春の訪れとともに・・・・。

 春の訪れとともに、個人的には慌ただしかったここ数カ月の気持ちの張りも緩みホッとしたいところだが、そうは問屋は降ろしてくれない。年度末の3月が例年になく浮上してきた。そもそも我々業界にとって年度末の駆け込み受注なんぞは、とうの昔に死語となりつつある。それほど業界は様変わりしたわけだ。
 ではどの時期が繁忙期で、閑散期はいつか?と問われても、かつてのようにどの業界の方々も、明確な返答はできないだろうと思う。個人消費が盛り上がらないのは、値段が高いのではなく、購買力を促す魅力的な商品が見当たらないからなので、いくら価格を下げてもマーケットの活況は難しい。
 さて、そんなことばかり言っていると悲観的な発言ばかりしていると思われがちだが、決してそうではないのだ。機能を超えた楽しさやワクワク感、クリエイティブなアイディアや奇抜な発想やデザイン性、心温まるおもてなしや優しさ等々、「無形の付加価値サービス」とでもいうべきサムシング・エルス(Something Else)の提供が、デフレ脱却や消費停滞を打開すると思うのだが・・・・。
 つい最近のことだが、村上春樹の新作「騎士団殺し」の新潮社の販促手法は、かつてないほど話題を独占した。熱狂的なファンや真の読書好きにスポットあて表面化することで、摩訶不思議な購買力学が働いたようにも思える。こんな購買現象が起こる限り、まだまだ出版業界は捨てたもんではない。勿論、一般の個人消費も充分期待できると思うのだが・・・・。

posted by あうる at 16:08| Comment(0) | 印刷・出版

2017年03月11日

6年前の今日。

 6年前の今日、あの忌まわしい3.11東日本大震災が起こった。2万人を超える方々犠牲になり、いまだ2千人以上の方が、行方不明のままである。毎年仮設住宅で生活している高齢者へのインタビューを聴いていても、彼らの周辺では決して復興は進んでいるように思えない。
 家族を失った方々の心の傷跡は、想像を絶するほど深く、片時も忘れ去れない悲しみや絶望の狭間の中で6年間頑張ってこられたことに、改めて敬意を表したい。正直なところそのくらいしか言えない自分に情けなさを感じるが・・・・・。
 引き続き生じた福島原発事故による災害についても、故郷を離れた被災者の心の中は、心無い差別感に苛まれ、同じ日本にいながら、悲嘆にくれたままだ。いったいいつになったら、6年前の心の平和を取り戻せるのだろうか・・・・。せめて日本人同士が、境遇を超えて心の痛みを感じ取れる日が来ることを願うばかりである。
 私自身もここ数年、時間の経過が心を揺さぶられた体験や記憶が後退していったり、様々な事情に尖っていた感覚が鈍化したり、年を重ねてゆくということは、そういうことなのだろうか・・・・と自問自答しているが、一方で年々自分を取り巻く環境は大きく変わってゆく現実がある。
 原発事故により郷里も仕事も失い、それでも歯を食いしばって「負けてたまるか!」と強い思いを持って立ち向かった方々の思いが、報われることもなく雲散霧消していくことは、あってはならないと思うのだが・・・・。
posted by あうる at 19:56| Comment(0) | 地域