2019年02月09日

渋谷並木橋は半世紀を経た今も生きている。(1)

 今年に入り、東京に行く機会があり、わが青春の思い出の地――渋谷並木橋――で50年近く前に知り合った友人たち11名と会う機会をもった。待ち合わせ場所は、並木橋交差点の旧パールライト(レストラン)前。1時間前に渋谷東口方面に歩き出し、ようやく左手に渋谷警察風な建物が私の目に入り、あとは明治通りを一直線、恵比寿方向に向かって歩き始めた。
 6年ぶりの渋谷東口は、全くその面影もなく、明治通り周辺は、みごとに変貌していた。1年後に控えたオリンピックに向け急ピッチでインフラ等々の工事が進んでいるのだろうか・・・・。思えば、50年前の渋谷の街は、はどこもかしこも工事中、そんな右肩上がりの時代だった。
 かつて店を構えていた明治通り沿いの街並みを思い出しながら、この辺にアマンドがあり、雀荘みやこがあった等々を思い出す。道路を挟んで向かい側には寺山修司のアングラ劇団・天井桟敷(B1)があり、1階は喫茶店になっていた。確か寺山修司の母親がエプロン姿で切り盛りしていたと思う。すぐ裏手に渋谷場外馬券場(現WINS)があり、土・日は渋谷の一大ギャンブルゾーンとして名を馳せていた地域だ。今は中高層のビル群が櫛比している。
 15分ほど歩くと並木橋の交差点に差し掛かる。信号を左折して明治通りを横切り、待ち合わせの旧パールライトの店の前に到着。その隣にある黒塗り(2階まで)の4階建ての小さなビルの地下1階に、私が若いころ通い詰めた「赤とんぼ」という伝説のスナック風小料理屋があった。勿論、経営者のSさんは当時50歳近かったから、今生きておられれば90代。大学の先輩でもあり、私の含め先輩同窓生の常連がおり、時には厳しくお説教を食らっていた。勿論私も・・・・。
 私が赤とんぼに通い始める少し前は、売れない頃のカルメンマキやリリーが毎晩来ていたという。酒で声がつぶれたのも赤とんぼで飲みすぎたせいだとか・・・・。事実のほどは知らない。とにかく、もち入りのうどんが格別に旨かった。
 待ち合わせの17:30までに30分近く時間があり、ウインズの裏側にある金王神社へ参拝。歴史のある神社だが、当時全く目が向かなかった。しばらく散策しながら、かつて私が住んでいた周辺まで足を運ぶ。全く面影はない。
 左端の黒い建物が、地下に「赤とんぼ」があったビル。待ち合わせの旧パールライトはその隣。(続く)


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posted by あうる at 15:21| Comment(0) | '70年代

2019年02月03日

不思議な時代。

 久しぶりのの冬晴れ。眩しいほどの日差しが今私がパソコンに向かう部屋に入り込み、病み上がりの憂鬱な気分を少しばかり和らげてくれる。やはり冬の温かな日差しは、ありがたい。
 月末に風邪で体調を崩してにから10日近く経つが、最早今日は節分というから速いものだ。近くのスーパーに行くと豆よりも恵方巻が目につく。節分に恵方巻を食べる慣習がいつごろから始まったのかは分からない。関西方面の習慣が持ち込まれたというか人もいるが、根拠のほどは明確ではない。
 最近では豆をまく家庭をしのいでいるとのことだ。ただしテレビのニュースを見ていると、恵方巻の廃棄物は半端な量ではない。需要をはるかに超えた生産は、恵方巻が一時的な需要だけに、生産過剰はほどほどにしたほうが良いのでは・・・・。
 北海道・東北の豆まきは、落花生を使う家庭が多いというが、関東・関西は所謂煎り豆をまくので、拾って食べるには抵抗があるのだろうと思う。そのことで、若い家族の方々は豆まきを止めて、恵方巻に傾いて向いていることはおおいに関係ありそうだ。とすれば落花生をまくほうが合理的であろう思う。
 先日、何かで読んだのだが、昨年のクリスマスケーキを冷凍したものをネットで割安販売しているという。売れ行きは結構好調だというから、売れ残り販売も工夫次第ということか・・・。IOTの時代は予想もつかない商売のモデルが出現してくる。不思議な時代になり始めた。
posted by あうる at 12:52| Comment(0) | 出会い

2019年01月29日

二人の優勝

 久しぶりに風邪をひき、土曜・日曜と熱が下がるまで床に就き、全豪オープンを観たり、大角力を観たり。アスリートの心理面は、とてつもない重圧との戦いであるかを目の当たりに感じさせられた。テニスのなおみちゃん、玉鷲関、ほんとうにおめでとう!
 1セットを大接戦でものにした大阪選手は、2セット目も3度のゲームポイントを取り、十中八苦勝利の女神が大阪選手に傾いていたはずが・・・・。相手のグビトバの素晴らしい精神力と技術力でシナリオは大阪なおみには更にさらに厳しい第3セットへ。結果的に大様なおみが勝利を得たが、グビトバの大逆転があっても不思議はなかった。トイレタイムで気持ちを切り替えた大阪なおみのその後の試合ぶりは、冷静そのものだった。
 ドロップショット等の技術力はグビトバに比べるとかなり差があるが、ポジティブに切り替える強さは若い大阪なおみに軍配を上げたい。あのトイレタイム以降は、別人のように冷静な大阪なおみになっていた。
 玉鷲の優勝は、年齢を考えると立派だ。モンゴル人特有の荒々しい相撲は、相撲道的に言うと、勝てばいいチュモンじゃないだろうと言いたいが・・・・。横綱クラスが立ち合いで格下力士の顔を引っぱたいたり、肘打ちまがいの技を使ったり、土俵を割っている力士にダメ出しをしをする相撲は、見ていて不快である。日本人力士はそこまでやらない。格が違っても相手力士に対するリスペクトは、大事なことであろうと思う。今後の玉鷲には、相撲内容にも思い遣りや謙虚な姿勢を土俵内で示してもらいたい。
 大関とりの大一番、豪栄道×貴景勝戦。貴景勝の大関昇進については「負けてもその相撲内容だね!」と解説者の北の富士が言っていたように、固くなって全く良さを発揮できずに大敗。数分後には大関見送りの協会からコメントが出た。残念ではあるが、次の場所で頑張ってもらいたい。
 
posted by あうる at 20:03| Comment(0) | 事件