2022年03月26日

「ルーティーン」について。

 「ルーティン」とか「ルーティーン・ワーク」などよく使われる言葉である。習慣化した一定の所作や決まりきった作業、特に考えることもなく日常的な習慣化されている仕事や行為のことも含まれる。一流アスリートの方々が、本番直前に行う儀式的な行為と言えは、バッターボックスに入ったイチロー選手の準備段階の手順。ラクビーの五郎丸選手のゴールキック前の拝むように手を合わせる動作等々。その他にもアスリート独自が編み出した多種多様のルーティーンがある。

 その手順を踏むことで、精神統一や不安を一掃することにつながるのだろうと思う。どうやら意識的に行っている場合が多いと思われる。したがって無意識のうちに襲ってくる不安や得体のしれないプレッシャーから解放してくれる役割があるようだ。恐らく無念無想で本番に向け準備の手順を行っているのだろう。極度の交感神経優位の状態から解放させ、適度にリラックスさせる効果があるのだろう。一瞬の判断が左右するスポーツだからこそ、ルーティンが大事なのだと思う。

 さて、私のような凡人の日常に、どんなルーティンがあるだろうか・・・・。朝起きてから寝るまでの間に、行われているルーティーンと呼ぶに値することがどれだけあるか、自分なりに検証してみたい。

 私が朝起きて必ず行いうことに、ベッドで15分間のストレッチを行う。左右に腰を5回ほどひねったり、片足ずつ垂直に上げ、太ももやふくらはぎ、アキレス腱を2回ほど伸ばす。左右の足を内と外周りで10回。これは計40回股関節を軸に回すので少々厳しい。

 そのあと両肩回しを10回づつ、首回しを右左で計10回。両足を伸ばし屈伸運動を10回。四積んばになって手足を平行に保つ運動を20秒間。以上のことを3年ほど続けている。意識的に習慣づけていると言った感じだ。

 20年以上続けているが、仏壇の水とお茶を出勤前に毎日取り換える。会社では神棚の水を毎朝取り替える。その他ルーティーンワークとなっていること言えば、一日3回の目薬差しと、朝晩飲む数種類の薬である。これが結構難儀なのである。うっかりすると、すぐ忘れてしまう。したがって前日の準備が必要だ。ザーッと思いついただけでも結構なルーティンである。

 確かに年を取ると忘れっぽくなるし、身体が動かないから、横着になる。年々体力や筋力が衰え、体の節々がが痛くなる。放っておくとマイナス面は増えるだけである。そんな中で、少しでも前向きに変えてくれるのは、ルーティンの経読であろうと思う。癖と違って無意識に行うものではないので、経験上ある程度は意識的にこなす意志が必要だと思う。
posted by あうる at 10:18| Comment(0) | 事件

2021年12月21日

大阪のビル放火事件。

 年末も押し迫り、不幸な事件事故が耳目を集めている。大阪のビル放火事件。医師を含め24名の若い方が、命を落とした。多くの方は、逃げ場を失い、一酸化炭素中毒で亡くなったという。患者目線の熱心な医師を慕って、通院していた若い方々が多かったようだ。あまりにも痛ましいい事件だ。

 翌日の報道で、神田沙也加さんの急逝のニュースを知った。神田さんと言えば、永遠のアイドル・松田聖子さんと俳優・神田正輝さんのお嬢さんだ。芸能活動は順風満帆に行っているようだったが、ご本人にとっては一般人には想像もつかないくらい重圧もあったのだろうか・・・・。死因は自殺のようである。

 この2年間のコロナ禍の下で、多くの若者やシングルの女性、お年寄りが我々が普段目に留まらないところで、苦しんでおられる。人間関係がうまくいかない。仕事も見つからない。家族にも頼れない。相談する相手もいない。無いない尽くしで行き詰った人たちのためのセーフティーネットは、未だ不完全なである。

 失業率と自殺者数は、相関関係にあると言われている。統計的には失業者が1%増えると、年間自殺者が2,000人増えるという。大変な人数だ。勿論、人が追いつめられる要因は、生活苦ばかりっではなく、多岐にわたっている。

 亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。いづれにしても、いかなる理由があるにせよ若者たちの命が失われてゆくことは、残酷で、悲しいことであると痛感したここ数日である。
 
 
posted by あうる at 10:32| Comment(0) | 事件

2021年08月24日

芥川賞作家・高橋三千綱氏逝く。

 芥川賞作家・高橋三千綱氏が亡くなった。私と同世代でV70年代を代表する若手作家の一人だった。当時は芥川賞を受賞した村上龍を筆頭に、三田誠広、高橋三千綱と受賞が続き、どういうわけか今を時めく村上春樹は芥川賞は候補止まりで、受賞はしていない。

 その後、4人はそれぞれのスタイルを築き、独自の作家活動等々をしていく。高橋、三田、村上(春樹)は奇しくも早稲田の文学部出身。村上龍は武蔵野美術大学出身当時は変わり種。村上龍は2歳ほど若かったが、団塊のよしみでそれぞれお付き合いがあると聞いていた。

 村上春樹は学生時代にジャズ喫茶を経営したしたようだが、作家になってからは、派手にマスコミに登場することはなく、独自の方向へ進んでいったような気がする。そして’87年に「ノルウェーの森」で空前絶後のベストセラー作家となる。その後の活躍は言うまでもない。

 高橋氏の近況は、ここ10年近く癌を患っていると彼に身近な方(機関紙「文芸思潮」の編集者・作家の五十嵐勉氏)から病状は聞いていた。この雑誌には三田氏も関わっている。以前、札幌文学の同人・小南武朗氏が文芸思潮の主催する某賞を受賞し、その授賞式を札幌すみれホテルで行うこととなった。文芸思潮を代表して、五十嵐氏が来札された。その時初めてお会いし、高橋氏の近況を知った。

 私の記憶では、かなりのギャンブル好きでもあったと聞いているが、'70〜'80年代に活躍した作家たちは、私の20代を過ごした自堕落な東京時代に、少なからず希望を与えてくれた作家たちだ。高橋三千綱氏の逝去にあたり、心よりお悔やみ申し上げたい。
 
posted by あうる at 16:43| Comment(0) | 事件