2019年12月20日

高齢者講習を受けて。

 先日、高齢者講習を受けてきた。数カ月前にいくつかの自動車学校に電話を入れ、ようやく2か月後に予約することができた。予想以上の混雑ぶりである。ここしばらくは、ほとんどが団塊の世代に向けての講習になろうかと思う。
 私が免許を取得したのは、昭和45年頃だったと思う。今回、高齢者講習を受けた学校は、かなり歴史のある自動車学校なのであろうと思われる。建物も私どもの会社と同じくらい古色蒼然とした雰囲気で、窓口で対応していただいた事務員の方、教官の先生方は、お役所のような比較的事務的な対応でもなく、かと言って我々が日常接するサービス業の過剰なおもてなしや紋切り型の丁寧な対応でもない。何か昭和の懐かしさ所謂、朴訥な親切さや親しみを感じさせる不思議な空間に入ったような3時間余りでした。
 今回の参加者は20名(女性3名)程である。講習は明らかに69歳〜73歳位の団塊の世代の方が対象。運転しやすい格好でと案内状に記されていたため、私以外の皆さんは軽装で来られていた。そのせいもあってか、年恰好から見ても傍目には、年金生活者かアルバイト程度の仕事をされているとの印象なのであろう。
 よく言われるように、他人から見れば明らかに高齢者(おじいちゃん・おばあちゃん)だとしても、本人は、決して<年寄り>だとは思っていないのが高齢者の心理なのである。 
 今回講習に参加した20人の中で、ほとんどの方(特に女性)が自分が一番若々しく元気に見えると思っているに違いない。豈はからんや現実は、徹底したお年寄り扱いの言葉遣い・対応なのである。教官の方々から見れば、気を遣う高齢者ばかりなのであろう。
 ここ数年、高齢の方の大事故が引きも切らず起きていることを思えば、高齢者講習がいつから始まったのか知る由もないが、講習の義務化は致し方あるまい。実技運転ともなれば、50年振りに緊張が走る。へたくそな運転で怒られてばかりいた半世紀前20歳の教習生時代を思い出す。それでも教官は初心者に教えるように優しさと怒りを込めて、同乗した4名に対しても平等に注意を促してくれた。無事終了してホッとしている。教官の皆さん、ありがとうございました。
posted by あうる at 11:20| Comment(0) | 高齢者

2019年09月14日

視点を変えれば・・・。

 年齢ばかりは、他人と比較していても、越えることも戻ることもできない。今現在と比較して体力の衰えを感じたり、老いて益々意気軒高、なんてことも周囲では大いにある。見た感じはどうあれ、よは気持ちの持ちようだと思う。
 私の参加させていただいているゴルフ会で、80歳を超えるゴルファーが半数を占める会がある。参加者は14名〜16名。先だって参加したときは、最高齢88歳を筆頭に80歳代が6名、70歳代が4名と続き、以下60歳代2名、そして50歳代が2名。
 ラウンド前の会話で、最年長の方が新しいいゴルフクラブに買い替えたとの話に、「今更買い替えても、そんなに上達しないでしょう!」と他の80代の方に言われ、「何言ってんの。この人生100歳時代に!100まであと12年もあるよ!」と切り返し、みんなの笑いを取った。
 閑話休題、たまたま昨日の午前中、車の中でラジオを聴いていると、番組のパーソナリティ―をしている作家の高橋源一郎が、聴視者の投稿を読み始めた。「よく、もう〜若くないんだから・・・と言う人がいますが、それは所謂世間一般の他人と比べて言っているだけでしょう。本人にとっては、今の自分が1番若いんじゃないですか・・・。」考えてみると、未来の80歳の自分から見れば現在の60代の自分は、確かにはるかに若い。実に、言い得て妙です。
 高橋源一郎氏とアンカー役の女性アナウンサーは、「確かにそうだね!」と納得するばかり。「視点を変えてみると、まっく意識も、考え方も変わる。」と高橋氏。氏と同年代の私もいつの間にか「なるほど、なるほど!」と頷く。最後に、高橋氏曰く「ところでこの投稿者、47歳だって!驚きだね!」
posted by あうる at 12:21| Comment(0) | 高齢者

2019年09月11日

印刷業は、サービス業

 最近、不可解な出来事が二つほど続いた。ことの発端は、対顧客(私自身)に対する相手方の接客態度である。しかもどちらも社会的にはい一流の称号が与えられている有名な会社である。所謂、クレイマーとか年寄りの冷や水とか思われると困るので、内容については伏せておくとして、二日連読不愉快な思いをしただけに、いささかショックだった。
 慇懃無礼なほど丁寧な対応を要求しているわけではないが、おもてなしや親切とは程遠いい、事務的な木で鼻をくくった言葉遣い等々にはいささか閉口した。
 若い時には気にもしなかったり、簡単に引き下がったるしていたことが多かったが、10年くらい前から妙に義憤を感じてしまう。納得のいかない対応については、時には苦言を呈する。これが所謂、高齢化現象なのだろうか・・・・。余計なことは言わない。それが分別ある高齢者なのかもしれない。
 そもそも私が関わってきた印刷業は、建築業と同じ受注産業であるが、一方で揶揄気味に「クレーム産業」という諸先輩が多くいた。つまり相手側の描いた通り出来上がることは、100%ありえないし、細かなことにクレームをつけると際限がないからだ。メーカーが完成品を徹底的に検品販売する製品とは、全く異なる。
 したがって印刷業は、制作プロセスでお客様とのコミュニケーションが、重要になる。納品時のお客様の満足度の多くは、お客様への営業マンの対応で決まると言っても過言ではない。その意味で印刷業は、製造業でありながらサービス業としての機能は欠かせない。俗に2.5産業とばれる所以でもある。
 
posted by あうる at 08:51| Comment(4) | 高齢者