2017年06月09日

石林清さんの思い出。

 長寿の鏡として100歳を超えてもお元気で活躍しておられた石林清氏が、今年105歳で大往生された。石林氏の経歴・肩書は多彩で豊富です。元札幌市収入役・商工会所専務理事・道議会議員・画家等々、枚挙にいとまがありません。石林清氏には、お亡くなりになる直前まで「北海道久成会」の名誉顧問をお願いしておりました。が、3ヶ月に1度の例会には、ここ2年ほどご出席されませんでした。
 100歳とは思えないほど心身ともにお元気で、私から見ると大先輩の木原直彦先生(85歳)や田中和夫先生(83歳)も子ども扱いでした。100歳を超えた大先輩と一緒にビールを飲みかわせること自体、私にとっては勿論、北海道久成会会員の皆様にとっても、大変貴重な体験わさせていただいたと思います。
 同じ年の故・森繁久彌さんが北海道に来られると必ず連絡があり、一緒に杯を酌み交わした仲ということから、森繁ファンの私としてはその光景を垣間見てみたかった。
 北海道久成会の例会では、石林さんが出席されたとき、必ず〆に皆で歌った曲があります。そのシーン、私が撮らせていただいたビデオに偶然残っていたので、追悼の意を込めて公開させていただきます。



 ご冥福を、お祈りいたします。合掌。
posted by あうる at 15:41| Comment(0) | 高齢者

2016年12月16日

元気の源。

 先週は連日の大雪にほとほと参ってしまった。札幌は29年ぶりの大雪らしい。そのころの私は30代半ばである。朝晩の雪かきくらいものともしないくらい体力も漲っていたころだ。
 がしかし・・・・。今回の雪は60半ばを過ぎた身には、とてつもなく堪えた。加えて度重なる忘年会。街に出るにも幹線道路の交通事情は最悪である。通常の3倍の時間をかけ、会場に向かうことになった。
 それでも年長者が多い忘年会は、遅れてきた方はごく僅かである。30名近い出席者の中には80歳を超える大先輩が6人にもおられるというのに、いまだ意気軒高、衰えを知らない。例会、講演会、忘年会と続き、飲むほどに会話も弾み、あっという間に4時間近い会合は終焉を迎える。
 やはり様々な経歴の先輩たちの話を聴き、酒を飲みかわす、それだけで元気をもらう。70歳を超え、大病を克服された方もおられる。どうやら幾つになっても前向きに人生を楽しむ姿勢が、元気の源のようだ。

 

posted by あうる at 14:34| Comment(0) | 高齢者

2016年07月05日

差し迫る高齢者介護。

 高齢化社会の歪が様々な形で表面化してきた。その一つが、今まさに深刻な社会問題になっている「介護殺人」。介護をするご家族(配偶者・子供)の想像を絶する実態。身内であるがゆえに生じる介護プロセスでの日常的トラブル。その凄惨な実態を知るにつれ、高齢者介護の難しさを実感させられる。
 ほとんどの被介護者は認知症を患っているケースが多い。コミュニケーションを取れないもどかしさの連続。日々その繰り返しで襲ってくる徒労感、絶望感。そして言い争いや罵り合いの果て、介護する側に込み上げる怒りが・・・・。1対1の生活の中で、身内同士であるからこそ生じる終わりのない不安と失望。
 介護施設の多くは専門家の人手が不足しており、サポートしたくても手が回らないというのが、実情であろう。現状では、経済的な理由もあいまって身内の介護に頼らざるを得ない。身内の介護をするために仕事を辞める方も少なくない。収入が閉ざされての介護は、長期化すればするほど心身ともに疲弊してしまう。
 NHKスペシャル ー「介護殺人」当事者たちの告白ー は「介護に疲れ生きる自信なくした」と語る身内の方々の苦しみの実態を取材した番組である。あまりにも過酷な実態に言葉を失ってしまう。介護の果て、途方に暮れた方々の犯した行為への判決は・・・・、実刑。我々の多くにひたひたと迫っている最重要課題であると思うにだが・・・・。 
 
posted by あうる at 21:29| Comment(0) | 高齢者