2016年12月16日

元気の源。

 先週は連日の大雪にほとほと参ってしまった。札幌は29年ぶりの大雪らしい。そのころの私は30代半ばである。朝晩の雪かきくらいものともしないくらい体力も漲っていたころだ。
 がしかし・・・・。今回の雪は60半ばを過ぎた身には、とてつもなく堪えた。加えて度重なる忘年会。街に出るにも幹線道路の交通事情は最悪である。通常の3倍の時間をかけ、会場に向かうことになった。
 それでも年長者が多い忘年会は、遅れてきた方はごく僅かである。30名近い出席者の中には80歳を超える大先輩が6人にもおられるというのに、いまだ意気軒高、衰えを知らない。例会、講演会、忘年会と続き、飲むほどに会話も弾み、あっという間に4時間近い会合は終焉を迎える。
 やはり様々な経歴の先輩たちの話を聴き、酒を飲みかわす、それだけで元気をもらう。70歳を超え、大病を克服された方もおられる。どうやら幾つになっても前向きに人生を楽しむ姿勢が、元気の源のようだ。

 

posted by あうる at 14:34| Comment(0) | 高齢者

2016年07月05日

差し迫る高齢者介護。

 高齢化社会の歪が様々な形で表面化してきた。その一つが、今まさに深刻な社会問題になっている「介護殺人」。介護をするご家族(配偶者・子供)の想像を絶する実態。身内であるがゆえに生じる介護プロセスでの日常的トラブル。その凄惨な実態を知るにつれ、高齢者介護の難しさを実感させられる。
 ほとんどの被介護者は認知症を患っているケースが多い。コミュニケーションを取れないもどかしさの連続。日々その繰り返しで襲ってくる徒労感、絶望感。そして言い争いや罵り合いの果て、介護する側に込み上げる怒りが・・・・。1対1の生活の中で、身内同士であるからこそ生じる終わりのない不安と失望。
 介護施設の多くは専門家の人手が不足しており、サポートしたくても手が回らないというのが、実情であろう。現状では、経済的な理由もあいまって身内の介護に頼らざるを得ない。身内の介護をするために仕事を辞める方も少なくない。収入が閉ざされての介護は、長期化すればするほど心身ともに疲弊してしまう。
 NHKスペシャル ー「介護殺人」当事者たちの告白ー は「介護に疲れ生きる自信なくした」と語る身内の方々の苦しみの実態を取材した番組である。あまりにも過酷な実態に言葉を失ってしまう。介護の果て、途方に暮れた方々の犯した行為への判決は・・・・、実刑。我々の多くにひたひたと迫っている最重要課題であると思うにだが・・・・。 
 
posted by あうる at 21:29| Comment(0) | 高齢者

2016年04月03日

高齢者がトレーニングする理由。

 私がよく行くトレーニング場でこのところ80歳を優に超える高齢者を見かける。ロビーでは杖を突き、腰はかなり曲がっているのでトレーニング室におられること自体、不思議なことなのだが・・・・。
 実はこのお年寄り、ウォーキンク・マシーンで15分ほど歩いたり、腰が45度くらい曲がっているのに背筋や下半身強化のマシーンを使ってトレーニングしておられる。どのペースで通っているか分からないが、土・日のどちらかで私と出会うということは、おそらく週2回以上は来られているに違いない。
 トレーニング中も口をへの字に曲げて、傍目にはかなりきつそうに見える。額には薄っすら汗がにじみ、時折ペットボトルを置いてあるところに戻と、一息ついてうまそうにミネラルウォーターを飲む。
 長生きするからには、自分の身の回りのことは自分でやろう、という強い意志と気迫みたいなものを感じる。最近、わが家の周辺には、高齢者向けの施設が目立ち始めた。至れり尽くせりの施設のようなので、入居費用がそれなりにかかると思われれる。したがって高齢者のだれもが入居できるわけではない。いづれにしても年を取って条件のいい環境におられる方はごく一部であろう。
 若いころどんなに便の良い所に住んでいても、あくまでも公共交通機関や車に乗って何分の世界である。車を運転できなくなった高齢者とつて、1〜2q歩くのもつらいはずだ。それを思うと、やはり、多少つらくとも日ごろ体を動かすことが、自立した高齢者の目指す第一歩なのかもしれない。
posted by あうる at 16:39| Comment(0) | 高齢者