2017年10月23日

衆議院選・投票率53.68%。

 昨日行われた衆議院選挙の最終投票率は、何と53.68%。前回(平成26年)の選挙に次ぐ、戦後2番目に低い投票率だそうだ。何故こうも低い投票率になってしまったのか・・・・。
 台風の影響!? 政治に対する失望!? 内閣支持率は低迷しているにもかかわらず、投票場に足を運ばないのは何故か・・・・・。かつてないほど国防や財政等々日本を取り巻く環境は、想像を絶するほど危機的な状況であるにもかかわらず、自ら投票による意思表示を放棄するのは何故なのだろうか?
 しかも投票権が18歳と下げられたにもかかわらず、戦後2番目に低い投票率とは・・・・。全く納得がいかないのは、私だけではないと思う。そもそも我々の先人たちがこの投票権を得るために、どれだけ血と汗と涙を流し、紆余曲折を経て獲得してきた権利であることを、知るべきであろう。
 終戦後、1946年に日本国憲法が公布され、これを受けて新たに制定された公職選挙法で20歳以上の男女に選挙権が定められたわけだ。戦後70年以上経過し、民主国家として平和を維持し、経済発展を続けてきた我々の先達たちに、この投票率は何を語っているのか・・・・。
 野党の野合的な結束や心無い発言が引き起こした個々の政党の体たらくもあるが、それにしても60%を切る投票率は、主権国家たる日本人の汚点として肝に銘じるべきではないかと思うのだが・・・・。
posted by あうる at 17:30| Comment(0) | 政治

2017年04月11日

オルタナティブ・ファクト

 最近、トランプ大統領陣営でよく使われる「オルタナティブ・ファクト」という言葉。意味は<代替的事実>とか、<もう一つ真実>とか・・・・。端的に言えば、嘘そのもので、ある意味では何処にでもある井戸端会議的な話と言ってしまった方が、分かりやすいのかもしれない。
 ツイッタ―を使った瞬時の呟きやほとんど個人的な見解としか思えない好き嫌いだけを基準にして発言している僅か140字以内のコンテンツ。内容を推敲したり、相手を忖度する時間などあるはずもない。
 トランプ大統領就任以来、日常茶飯事的に国の代表者がツイッターを使う。もうすっかり世界の首脳たちは丸ごと井戸端会議に巻き込まれているようだ。
 先日、女流作家が新聞紙上で次のように書いていた。気に入った情報こそが「事実」であり、我々は言葉が正しい意味で事実であることが、価値を持たない現実を目の当たりにしている。事実が意味を持たない世界は、公正も正義もない。と・・・・・。
 確かに国同士の主張は、それぞれの国の都合で捉える事実(!?)をもとに繰り広げられ、正当化されている。どの時代も依然から似たような現象は起きていたと思うが、ICTの発展により媒体の多様化がさらに進み、報道のスピード、短絡化、無責任化連鎖は全く止まる気配がない。
posted by あうる at 13:49| Comment(0) | 政治

2016年11月10日

意外な結末。

 昨日夕刻にトランプ新大統領の決定が報道され、一夜明けて、今朝の新聞はトランプ新大統領の記事で埋め尽くされている。いまだに信じ難いが、各メディアの言う通り、隠れトランプ支持層が政党・年齢・所得・男女の枠を超え、あらゆる層に広がっていたのだろう。つまり様々な思惑から人前で本音を言わなくとも、国を左右する1票にしっかり本音を投じたということであろう。ある意味で隠れトランプ支持者を含め、土壇場でクリントンへ”NO”と言った人たちは、今までの政権への底知れない怒りの表れともいえる。
 移民で成り立っている国であろうとも、誇り高き白人や裕福層には、当然建前と本音があっても何の不思議はない。ユーロ―圏の移民問題とは、規模も歴史も違う。一国の政治に携わる人が、いとも軽々しく本音を言ってはならないと思う。むしろひとりの人間として、如何に建前に本音を近づけるか・・・・、そんな理性的な思考をする努力が必要であろうと思う。
 そもそも今回の選挙戦は、公開討論会とはいえ、単なる罵り合いの域を出ていない。その意味では劇場的で面白かったが、トランプ氏の本音に同調する人たちが、想像以上に多かった。加えて土壇場でキャスティングボードを握っていたのは、本音を言わない隠れトランプ支持者だったわけだから、皮肉な結末だともいえる。
 いずれにしても日本も含め今後の米国対応はどの国も悩ましい。この選挙戦でトランプ氏は政策らしい政策をほとんど発信していない。今後、日本と様々な論議をするにしても、非常に厳しいものがある。何故ならトランプ氏の場合、事前の知識が乏しいがゆえに独善的で皮相な発言になっているのだから・・・・。
posted by あうる at 10:19| Comment(3) | 政治