2018年11月30日

労働力=人間

 早いもので明日から師走に入る。ここ十数年で今年ほど様々なことがし生じた年も珍しい。公私ともにと言えば大袈裟だが、ある気味で日本中、いや世界中が猛暑と災害に苦しんだ年だったと言える。そんな今年も残すところひと月足らず。これからが呻吟(???)の日々が続く。
 先ほど文具店で手帖を見ていたら、来年度分はほぼ出そろっている。平成は来年の4月31日の翌日、つまり5月1日から改元となるわけだ。そうなると祝日はどうなるのか・・・・。新年度カレンダーを制作している会社は、きりぎりまで苦慮しているようだったが、結局どの会社もすでに見切り発車したようだ。手帳に関しては、5月以降、新たに再販を考えているところもあると聞く。
 いずれにしても休日は増えることはあっても、減ることは決してない。働き方改革等々で中小企業の経営は益々難しくなり、人集めのハードルが高くなる。確かなことは、どの仕事に就けば将来的に安泰なのかは、誰にも分らないということだ。人口減という先進国を襲う今世紀最大の課題は、AI化だけでは決して解決しないだろうと思われる。
 先日衆議院で可決した入管法改正案によると、新たに在留資格が2つほど増えるというが、所詮低コストでの労働力集めの感は免れない。安倍首相は11月の衆院予算委員会で、外国人労働者の待遇について「その人たちの出身国がどういう経済的状況であろうと所得水準がどうであろうと、日本人と同等以上の賃金でということは変わらない」という答弁をしたそうである。「労働力=人間」であることをくれぐれもお忘れなく。
posted by あうる at 16:34| Comment(0) | 政治

2018年10月30日

右傾化の始まり。

 以前にも書いたことがあるが、「茶色の朝」という本をご存知でしょうか?フランスの100万部を超えるベストセラー・反ファシズムを描いた寓話で、物語はフランク・パヴロフ(藤本一勇訳)・絵はヴィンセント・ギャロ・メッセージは高橋哲哉。
「もし茶色ものしか許されなくなってしまったら・・・・」身を取り巻く社会の違和感に、現代人の思考停止して反応せずにいることの危険性を描く。 最初は些細な違和感だが、「自分には害がないから、まあいいか・・・・」と放置した結果、言論統制が始まり、全体主義がはびこっゆく。すべてが茶色の世界へ。
 この本は、最近世界各国での右傾化、排外主義等々、トランプ大統領の出現以来、世界中で起こっている自国ファーストに対する警鐘である。昨日の報道ではブラジルで右傾の大統領が誕生した。発言はトランプ氏と変わらない。またドイツでは、メルケル氏率いる保守系与党の敗退。党首退任に追い込まれるようだ。
 さて、日本はどうか・・・・。安倍政権の3期連読がほぼ確定。決定を目指す法案を読み解くと、やはり自国主義が露骨に読み取れる。建前と本音が見え隠れする国会答弁を見る限り、「茶色の朝」という寓話がより一層、現実味を帯び始めている。
posted by あうる at 09:51| Comment(0) | 政治

2018年07月16日

政治家の皆さん、気を引き締めて!

 西日本の豪雨による被害は、想像をはるかに超える。土砂災害、河川氾濫、公共の道路、住宅になだれ込む濁流と流木は、東日本大地震の津波の時のように小さな村や山あいの集落や町を飲み込み、破壊してゆく。川幅をはるかに超える流木が橋や堤防を破壊してゆく様は、テレビで見ても現実とは思えないほど生々しく、不気味で恐ろしい。
 ようやく街に流れ込んだ濁流が引き始めたここ数日は、とてつもない猛暑が被災地を襲う。ボランチティアで駆け付けた方々にも猛暑は容赦ない。被害者のお年寄りも、汗をぬぐいながら、必死で乾きった土砂を運んでいる。人手がいないのだ。連日、記録的猛暑が続き、熱中症や感染症の心配も懸念されている。現地のレポートを見ているだけでも辛い。
 報道によると西日本豪雨で被害の恐れが出始めた5日夜、安倍首相や自民党議員ら約50人が宴会を開き、会員制交流サイト(SNS)に写真を投稿していた由。参加者の中には、多数の死者が出た広島選出の岸田政調会長や、翌6日に死刑執行を控えた上川陽子法相の名前もあったようだ。
 識者からは「長期政権のぬるま湯に漬かり、たるみきっている」と批判が出ているが、国家と国民を守ることが職務である宴会に参加した国会議員の方々、良心の呵責はあるのだろうか・・・・。圧倒的多数の国民の支持を得た政権こそ、まさに「国民の痛み」ー村を失った方々の悲しみーを敏感に感じ取る感性が必要ではないかと思うのだが・・・・。
posted by あうる at 19:09| Comment(0) | 政治