2017年04月11日

オルタナティブ・ファクト

 最近、トランプ大統領陣営でよく使われる「オルタナティブ・ファクト」という言葉。意味は<代替的事実>とか、<もう一つ真実>とか・・・・。端的に言えば、嘘そのもので、ある意味では何処にでもある井戸端会議的な話と言ってしまった方が、分かりやすいのかもしれない。
 ツイッタ―を使った瞬時の呟きやほとんど個人的な見解としか思えない好き嫌いだけを基準にして発言している僅か140字以内のコンテンツ。内容を推敲したり、相手を忖度する時間などあるはずもない。
 トランプ大統領就任以来、日常茶飯事的に国の代表者がツイッターを使う。もうすっかり世界の首脳たちは丸ごと井戸端会議に巻き込まれているようだ。
 先日、女流作家が新聞紙上で次のように書いていた。気に入った情報こそが「事実」であり、我々は言葉が正しい意味で事実であることが、価値を持たない現実を目の当たりにしている。事実が意味を持たない世界は、公正も正義もない。と・・・・・。
 確かに国同士の主張は、それぞれの国の都合で捉える事実(!?)をもとに繰り広げられ、正当化されている。どの時代も依然から似たような現象は起きていたと思うが、ICTの発展により媒体の多様化がさらに進み、報道のスピード、短絡化、無責任化連鎖は全く止まる気配がない。
posted by あうる at 13:49| Comment(0) | 政治

2016年11月10日

意外な結末。

 昨日夕刻にトランプ新大統領の決定が報道され、一夜明けて、今朝の新聞はトランプ新大統領の記事で埋め尽くされている。いまだに信じ難いが、各メディアの言う通り、隠れトランプ支持層が政党・年齢・所得・男女の枠を超え、あらゆる層に広がっていたのだろう。つまり様々な思惑から人前で本音を言わなくとも、国を左右する1票にしっかり本音を投じたということであろう。ある意味で隠れトランプ支持者を含め、土壇場でクリントンへ”NO”と言った人たちは、今までの政権への底知れない怒りの表れともいえる。
 移民で成り立っている国であろうとも、誇り高き白人や裕福層には、当然建前と本音があっても何の不思議はない。ユーロ―圏の移民問題とは、規模も歴史も違う。一国の政治に携わる人が、いとも軽々しく本音を言ってはならないと思う。むしろひとりの人間として、如何に建前に本音を近づけるか・・・・、そんな理性的な思考をする努力が必要であろうと思う。
 そもそも今回の選挙戦は、公開討論会とはいえ、単なる罵り合いの域を出ていない。その意味では劇場的で面白かったが、トランプ氏の本音に同調する人たちが、想像以上に多かった。加えて土壇場でキャスティングボードを握っていたのは、本音を言わない隠れトランプ支持者だったわけだから、皮肉な結末だともいえる。
 いずれにしても日本も含め今後の米国対応はどの国も悩ましい。この選挙戦でトランプ氏は政策らしい政策をほとんど発信していない。今後、日本と様々な論議をするにしても、非常に厳しいものがある。何故ならトランプ氏の場合、事前の知識が乏しいがゆえに独善的で皮相な発言になっているのだから・・・・。
posted by あうる at 10:19| Comment(3) | 政治

2016年11月09日

米大統領選挙の行方は・・・・。

 米大統領選挙の行方はどうなるのか?予想を超える大接戦から、トランプ候補の勝利が確定的!?と言いう報道が流れ始めた。イギリスのEU 離脱の国民投票の結果と同様、どうやら「まさか」という坂があるようである。
 米紙ニューヨーク・タイムズは日本時間9日午後1時45分時点で、トランプ候補の当選確率は「95%」と報じた。共和党の地盤の州を確実に押さえた上、フロリダ、オハイオなどの激戦州を制したためである。
 土壇場でのクリントン候補のメール疑惑の再浮上があったにせよ、ここまで激戦が続き、開票終盤にきてトランプ候補ほぼ決定の報道には、驚きしかない。株価の大幅な値下がりはともかく、今後の日本の外交問題、防衛問題等々、様々なことが気になる。
 間もなく最終結果が出るであろうが、それ結果次第で世界の情勢に与えるとてつもなく大きな影響は否めない。勿論、大統領の決断には、議会の意見が反映され、それなりの調整力は働くと思うが・・・・。それにしても、ここまで激戦になるクリントン候補の不人気度には、正直驚いている。
posted by あうる at 15:01| Comment(0) | 政治