2018年10月22日

半世紀振りに聴いた岡林のライブ。

 日本の<フォークの神様>と言えば岡林信康。'70年代半ばを最後に表舞台から姿を消し、田舎で農業をやったり、小ライブをやっているとの噂を耳にしていたが・・・・・。音楽的にも紆余曲折を経て、このところ古希(現在72歳)にして音楽活動を積極的に行っている。
 今年に入って盟友、遠藤健司・加川良等々、親しい友人が12人亡くなったとのこと。私の周りでも頻発している現象だ。実は、昨日道新ホールで岡林のコンサートを聴きに行ってきた。場内は70歳前後の熟年の男性が7割、女性は2割、60以下の世代が1割というところ。ギター1本と途中からピアニストが参加という地味なセッティング。。
 開口一番、観客に向かって「沢田研二です。」と言って大爆笑を取る余裕を見せる。最初にうたった曲は、遠藤健司が世界の名曲ベストテンに入るといった「チューリップのアップリケ」アレンジされて昔のイメージとは若干違うが、何とも切なく胸にしみわたり、その後、「流れ者」「山谷ブルース」と初期の代表作に至ると会場の拍手はピークに達する。
 当時、私は20歳前後で、多くの影響を受けたアーティストの一人なので、会場入りと同時にCDを買い、その後席に着いてからジャケットを見ていると、隣の席の同年代の方が話しかけてくる。ついつい’70年代にタイムスリップ。久しぶりにほろ苦く懐かしい時代を思い出した2時間だった。
 
posted by あうる at 12:00| Comment(0) | '70年代

2018年06月16日

小島武夫さん逝く。

 2年程前、麻雀界の巨匠・孤高の理論家・古川凱章さんの訃報が入り、当時その思いをブログに書かせていただいたことがある。5月末、「ミスター麻雀」こと小島武夫さんが亡くなった。82歳になっていた。私がお会いしたのは、40歳前後の小島氏は華やかでオーラを放ち、麻雀界が黄金時代を迎えていたころだと思う。
 '69年に阿佐田哲也氏(のちの直木賞作家色川武大)が呼びかけ人となり、「麻雀新選組」を結成した時の主力メンバーは小島武夫氏、古川凱章氏、のちに田村光昭氏、青柳賢治氏が加わり、’70年代のマージャンブームのけん引役を果たした方々だ。
 20年程前に阿佐田哲也氏が亡くなり、2年前古川氏、昨年は青柳氏、そして先日小島武夫氏が逝ってしまった。ご存命は田村光昭氏だけとなった。しかし田村氏の消息は杳とし分からない。古川さん78歳、小島さん82歳、青柳さんは、67歳の人生だった。傍目には、それぞれ破天荒な人生に見えたかもしれないが、彼らの人生が充実していたかどうかは知る由もないが・・・・。
 当時あこがれの新選組の面々と出会ったのが私が21歳ころで、もう半世紀ほど前ということになる。それにしても最近のお三方のご逝去には、一抹の寂しさを禁じ得ない。心からご冥福をお祈り申し上げたい。 合掌。
posted by あうる at 16:06| Comment(0) | '70年代

2016年07月24日

さらば、早稲田中退組。

 このところテレビ創世記に活躍した偉大なお二人な亡くなった。同世代の永六輔氏と大橋巨泉氏である。お二方ともあ我々団塊の世代は勿論、多くの世代に影響を与えた方だ。
 テレビで先に活躍し始めたの永六輔さんのほうで、バラエティー番組に元祖であるNHKの超人気番組「夢で逢いましょう」は永さんが構成作家として手掛けた番組である。当時小学生だった私も夢中になって観ていた。番組の中で生まれたヒット曲は「上を向いて歩こう」「帰ろかな」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」等々。 
 当時、「太陽がいっぱい」世界的なスターになったアラン・ドロンも出演し、今でいうコントもやった。永さんは番組にも出演したり、曲のほとんどは、中村八大さんと組んで作っていた。その後、ラジオに転じて亡くなる直前までトーク番組に出演していた。
 大橋巨泉さんは、永さんに少し遅れてテレビに登場。「11PA・イレブンピーエム」という文字通り深夜11:15から始まる。テレビっ史上初めての大人向けのエンターテイメント番組である。私が中学3年のころでこっそり見ていたような気がする。
 巨泉さんは、番組の中で様々な遊びのプロを出演させたり、スポーツを娯楽として実践して見せた。ジャズ・麻雀・ボーリング・ゴルフ・釣り等々、万般にわたる豊富な知識と語学力で、その後の司会者に大きな影響を与えた一人である。50代半ばで引退したのは、あまりにもかっこよすぎたのだが・・・・・、70代に入って民主党から参院選に立候補して当選。党の制約を良しとせず半年で辞職。氏にとっては最大の汚点だったであろうと思う。
 いずれにしても私が若き日に憧憬してやまなかった早稲田中退組。大橋巨泉、そして小沢昭一を加えて「中年御三家」を結成した野坂昭如、永六輔。’70年代の団塊の世代に強烈な影響を与えてくれた方々だ。そういえば早稲田中退組で頑張っている五木寛之さんも83歳、彼らと同世代だ。まだまだ頑張ってほしい。
 最後に、「大往生」という本がベストセラーになって数年経っていたと思うが、永さんの講演会を聴いたことがある。会場が爆笑の渦になっていたのを思い出した。
posted by あうる at 21:01| Comment(0) | '70年代