2021年06月30日

今日で6月も終わりか・・・・。

 1年半ばかり人との接触から遠ざかっていると、お互い高齢化しているので、声だけでは現在の様子はつかめない。電話で話ししていても以前と話すテンポが違って聴こえると、妙な心配をしてしまう。恐らくお互いに同じことを考えているのだろうと思う。

 ある意味でコロナ禍前の日常の人との付き合い方が、コロナ禍の下でより明確になったともいえる。ご自身がICT(インターネットやメール等のSNS)に関心が低く、待ちの姿勢あるいは、遠慮がちの方とICTに積極的に取り組んでいる方とでは情報のとり方もその量も違ってくる。

 本来「FACE TO FACE」(対面方式)の付き合いがベストであるに違いないが、このコロナ禍で多くの会合、イベント等々が中止になり、リアルなコミュニケーションが取れなくなることで、世代間で目に見えない分断が生まれているのではないかと懸念するのは、私の杞憂にすぎないのだろうか・・・・。
 
 いずれにしても今日で6月が終わる。この半年、あらゆるイベントが中止になり、3週間後には間違いなくオリパラが始まる。終了後の札幌の感染状況がどうなっているか、誰にもわからない。
posted by あうる at 11:35| Comment(0) | 出会い

2020年04月12日

「駅ピアノ」は素晴らし!

 「駅ピアノ」というNHK番組を観た。チェコのプラハ駅(1845年創立)にあるピアノを弾きに来る方々を映し出している番組。チェコは偉大なスメタナ、ドヴォルザーク、マーラらの天才的作曲家を輩出している音楽の国だけあって、音楽を職業としていない様々な職種の老弱男女が思い思いにピアノを奏でる。中には異国からの旅行客もいる。
 私には上手い下手の判断できないが、彼らは思い思いの曲を真剣に楽しそうにピアノを弾く。その光景は、クラッシック音楽が生活の一部として浸透しているヨーロッパではならではだ。我々日本人が思うほど、ピアノという楽器を弾くことは特別のことではないのであろう。
 駅にあるピアノの前に座る人は、クラッシックは勿論、映画音楽ありポピュラーソングありと人様々だ。広い駅の構内で、堂々と奏でる個々のパーフォーマンス観ていると、それぞれの人生を映し出しているように思える。時折り、聴き入っていた人から拍手やおひねりの好意もあるようだ。
 その日の圧巻はいかにも訳ありの労働者風の中年男性。自分の切ない人生体験を作詞作曲して弾き語る男性の歌唱力が素晴らしい。以前その曲を聴いていた女性とこの[駅ピアノ]で人生最大の出会いをしたという。演奏後、インタビューにそう答えて、相手の女性と楽し気に去って行った。
 
posted by あうる at 16:29| Comment(2) | 出会い

2020年01月12日

喪失感は計り知れない。

 決して常連とは言えなかったが、20年近く通わせていただいた焼き鳥屋さんが、昨年の11月と暮れに2店立て続けに店仕舞いした。一店目のマスターは終始寡黙な方だった。奥の調理場で黙々とを焼き鳥を焼くの姿が今も記憶に焼き付いている。亡くなるふた月前にふらりと店に寄ったとき、マスターが私の前に座って、病気のことをボソッとを言った。それでも頑張ってひと月ほど仕事を続け、入院。その間慌ただしく時は流れ、2軒目の病院に移った翌日に急逝。その後、暫く奥さんが引きついだが・・・・、夫婦2人3脚で切り盛りしていた店だけに、「主人のいない店なんて・・・・」の言葉を残し、11月に閉じる決意を固めた。
 それからひと月経って、勝の焼き鳥屋さんの閉店。お二人とも私と同世代。勝さんは体調を崩しながら,、役者、大道芸人、ナレーターと多岐にわたり、長いことよく頑張った。とどちらもススキノの地下1階にある店で、二人のマスターは、それぞれ全くタイプは違ったが、気の置けない仲間としていつも温かく迎えてくれた。本当に感謝している。勝さんには長いこと酷使した体を休めてほしいと思う。
 2軒とも、ここ数年は2〜3カ月に1度の顔を出す回数が減ったが、行くと必ず常連さんとお会いし、話が弾む。二人とも昭和の面影が残る気さくで、懐の深い経営者たちだった。いつ行っても、誰と行っても気楽で、温かみを感じさせてくれるお店なのである。
 勝の焼鳥屋さんのマスターは、知る人ぞ知る有名人でテレビのコマーシャルにはよく出ていたし、地元役者としても活躍していたし、STVの人気ラジオドラマ「ほっかいどう百年物語」の中心的ナレーターである。弊社でを書籍化し大ベストセラーとなり、10年かけ、全10巻と昨年の「北海道命名150年」を記念して上・下巻出版させていただいた。関係の皆さんにお礼を申し上げたい。
 そんなわけで、出会いの場として貴重なお店を一度に2店にも失い、老後の楽しみ失くした喪失感は、日増しに高まるばかりである。
 
posted by あうる at 20:31| Comment(0) | 出会い