2019年05月15日

米中の貿易戦争に思う。

 米中の貿易戦争がかなり深刻になってきている。世界中の景気動向に多大な不安を投げかけることになる。かつて8%以上のGDPを挙げていたころの中国は、世界の生産工場といわれていたが、生産性が上がるにつれ所得も上がり、生産コストが上がる。ここ数年は諸外国のメーカは、中国を中心とする生産拠点をアジア諸国やの別の地域に移転し始めている。
 日本もそうだったように、先進国になる国は発展途上の過程で、必然的に経験することである。生活が豊かになり始めると、国内では生産コストが高くなるので、気が付けば、製造業の拠点は海外に移り、国内の基幹業種である製造業は下降線をたどり、サービス業が台頭してくる。
 米国のサービス業が全業種で占める比率は、80%前後であろうし、日本は60%、中国は50%、他の先進国はこぞって70%を超える。ただし日本と違い、サービス業の収益性が高いと言われている。質はともかくとして・・・・。
 問題はそのサービスの生産性つまり収益性が高いかどうかであろう。奉仕に近いサービスでさっぱり生産性が上がらないサービスは、ボランティアのような存在になってしまう。
 いずれにしても今回の米中の関税問題を機に、あらゆる生産拠点が、東南アジアの諸国に移転する可能性がある。ローコストを追い続けることは、安い労働力を求める大手経営者の方針は世界各国共通だ。ただし企業規模の大小を問わず、製造業もサービス業もその良質性を問われている時代であることは、間違いない。
 そういえば、’80年代のレーガン時代に米国は「双子の赤字」(財政収支と、経常収支(輸出入など対外取引の帳尻)が、ともに赤字になっている状態。)に苦しみ日本にも、かなり無理な要求を押し付けてきたことがある。
 1年半後の東京オリンピック・パラリンピックでは、日本人ひとり一人が持っている<おもてなし>の精神をを披露する最大のチャンスだと思う。心に染み入る日本人の「おもてなしの神髄」を是非とも世界から集まる多くの皆さんに知っていただきたいと思う。
posted by あうる at 10:19| Comment(0) | ニュース

2019年05月11日

令和から始まる諸問題。

 今日の読売BFで河野外相の講演会を聴きに行く。帰国直前までロシアのラブロフ外相との会談を行っているが、どうやら多くは望めないだろう。昼からの講演会で河野外相は、何を語るのだろうか・・・・。
 一方では世界が注目する米中の関税問題は、25%の関税を中国の輸入品にかけると米国は決定した。これからまだ中国を出た船便(美国へ輸出品)が到着するまでの3週間ほど猶予期間はあるが、果たして米中の交渉は妥協点を見出すか・・・・・。
 米国が自国生産することは、どれだけのコスト高になるか等々、詳細な調査ができているのか、疑わしい。全産業の80%を超える企業がサービス業である米国で、製造業としての生産性を飛躍的に上げることができるとは思わない。常識的ない考えても、大変なコスト高になる。もう少し的を絞る必要があるのではないだろうか。
 令和の時代に入るまだまだ明るい話題が少ないのが気になる。米中関税問題は、株価の下落に直接影響が出るであろう。また、10月に上がる消費税が、駆け込み消費等々、その後のあらゆる消費低迷に及ぼす悪影響が心配である。
 話は変わるが先月発生したノートルダム大聖堂の火災。実は今から50年近く前に描かれた晩秋の紅葉に染まった寺院の絵画が、私がPCを打ってい背後に飾られている。見方によっては縁起でもないが、炎に包まれているノートルダム寺院を予言しているかのような絵画にも見える。ハンガリー人、A.Jancsekにより1966年製作されたものだ。是非ご覧ください。


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posted by あうる at 10:50| Comment(0) | ニュース

2018年10月03日

がん治療に光明!

 9月末から10月にかけて、猛威を振った台風24号の全国縦断の報道で明け暮れた。その傷跡はとてつもなく大きい。昨日からようやく北海道に中秋が訪れ、これから身近なところで紅葉が始まる。それにしても今年はなんと、災害が多いことか・・・・。
 明るいニュースはないのかと思っていたら、2018年ノーベル医学生理学賞を、京都大特別教授の本庶佑氏(76)らに贈る、と発表されたようだ。授賞理由は「がんの免疫逃避機構の抑制による治療法の発見」。とある。本当に嬉しい!
 日本人のノーベル賞受賞者は、26人だそうで、その中で湯川秀樹博士をはじめ出身や大学の在籍など京都ゆかりの受賞者は本庶氏で14人目(54%)というから、研究者にとって京都には伝統的に不思議な力があるのだろうと思う。
 本庶佑氏が今回のノーベル医学生理学賞受賞に結びついた「信念」として言っていたことで印象に残ったのは、「教科書がすべて正しかったら科学の進歩はないわけで、教科書に書いてあることが間違っていることはたくさんある。人が言っていることや教科書に書いてあることをすべて信じてはいけない。『なぜか』と疑っていくことが大事だと思っている」との言葉だ。新しい発見をするためには、常識を覆す反骨心が必要なのかもしれない。
 森元首相が、がんの治療薬「オプジーボ」を使用しているのは有名な話である。肺がんや胃がんなどの治療薬として、これまで国内で2万5000人以上に使われているようだ。できる限り格安で多くの人が活用できるようになってほしいいと願っている。


 
posted by あうる at 12:14| Comment(0) | ニュース