2018年10月31日

「がんばろう!北海道!」

 本来であれば、忙殺されるくらい慌ただしい10月を想定していたが・・・・。9月6日の胆振東部地震以来、思いのほか仕事の進捗ぐわいが悪く、加えて予想以上の経費増、全く以って頭が痛い。
 恐らく弊社以外のどの企業もビジネスへの影響は否めまい。震源地の厚真周辺は元より、清田区、東区、北広島大曲地区等々、札幌周辺でも自宅を失う大きな被害が出ている。ほんとうに気の毒でならない。心よりお見舞い申しあげます。
 さて、今年も残り2ヵ月。明日からは11月が始まる。厳しい道内事情はともかく、これからの2ヵ月は弊社にとって最も重要な時期である。社員一丸となって、この苦境を乗り越えるしかない。「がんばろう!北海道!」「がんばろう!なかにし!」
posted by あうる at 08:21| Comment(0) | 印刷・出版

2018年10月15日

「日本生活情報誌協会」解散!

 「日本生活情報誌協会」が今月をもって解散することになった。生活情報誌(フリーぺーパー)の唯一の業界団体で、平成10年にフリーペーパーの普及、発展を目指い設立されたそうだ。解散の理由は、この20年間で媒体環境の激変があり、その役割を終えたとのこと。
 思えば、15年ほど前だったが、浜松町に事務所があったとき、お伺いし、関係者の方々に手厚いおもてなしを受けたことがある。その後、定期的に会報をお送りいただいていた。私としては貴重な情報を得ていた。
 情報誌として紙媒体は決して衰退しているわけでもないが、紙にせよデジタルにせよ、情報をどうとらえるか・・・・、がこれからの文字・活字に関わるものの重要課題であろうと思う。好奇心をあおる消耗品的な情報と知識・知恵としてデータ上、残す意味のあり、大いに役立つ情報は、全く別なものだと思うのだが・・・・。
 弊社で発行している「あうる」は1998年頃の発行で、狭義的にはフリーペーパーとしていまだに年4回発行続けている。生活情報誌(フリーぺーパー)となると、かなりすそ野が広くなり、コンテンツの的が絞りにくくなってきているのかもしれない。いずれにしても、残念でならない。
posted by あうる at 11:06| Comment(0) | 印刷・出版

2018年09月01日

何か変わり始めたね。

 月末に様々なことが集中して、あたふたしているいるうちに、ふと気づけば今日から9月が始まる。昨日9月の日程を手帳からカレンダーに移しを終え、赤マジックで書きこまれた予定を見ると、今月もまたやはり慌ただしい月になりそうだ。
 気候はすっかり秋の気配が漂う今日この頃である。朝晩は20℃を切り、日中半袖で過ごすのも寒いくらいだ。それでも全国的にはまだまだ猛暑との戦いである。個人的には暑いくらいが心地よいが、連日35℃を超える東京での生活は、想像がつかない。でもうらやましい。
 一昨日は業界のユーザー会があり、久しぶりに全道各地の同業者とお会いした。昨日から北海道印刷業界最大のイベント「ホープ」がアクセス札幌で始まっており、出足は上々。大いに盛り上がってもらいたい。
 メーカーや印刷に詳しいアナリストの話を総合すると、どうやら印刷業界も出版業界同様、変化が見え始めてきたような気がする。右肩上がりに頼ってきたビジネスモデルが大きく変わり始める。価値の転換、所謂多様化の時代だ。高くても価値あるものが受け入れられる時代になる。
 例えば、出版業界は100年続いた雑誌で儲ける仕組みが、構造的な問題による雑誌の停滞により、書籍で採算が取れるビジネスモデルに転換するようだ。したがって書籍の付加価値は上がり、価格も高くなるであろう。東京オリンピックまであと2年。平成は来春4月で改元される。まさにグットタイミングである。
 「東京一極集中から地方分散へ――。」「地方創生――。」ここ十数、呪文のように叫ばれてきた言葉だ。ひょっとすると、現実味を帯びた言葉となるかもしれない。既成の業界は、あらゆる面でダウンサイジングしてゆき、パラダイムは明確にシフトしはじめている。さて、弊社も、いつまでももたもたしてはいられない。
posted by あうる at 10:28| Comment(0) | 印刷・出版