2019年03月23日

子供たちの満面の笑み。

 先週、道・市の関係者の方々と胆振東部地震の震源地・厚真町方面へ行く機会があった。「おばけのマールとたのしいオーケストラ」<制作:(公財)札幌交響楽団 ・協力:札幌コンサートホール・発行:中西出版のコラボで出来上がった絵本>を札響から胆振管内の厚真町・安平町・鵡川町の各町に寄贈。厚真町のこども園では札響の演奏がバックに流れる中で、絵本作家の中井玲さんが子供たちの目の前で読み聞かせをしていただいた。スクリーンに映る絵を見ながら真剣に話を聞いている子供たちが、読み終えたあと、満面に笑顔を湛えていたのが印象に残った。
 「おばけのマール」シリーズは1作目の「おばけのマールとまるやまどうぶつえん」(2005年)好評を博して以来14年目となる。今回の「おばけのマールとオーケストラ」は10作品になります。いずれも多くの子供たちに人気があり、第1作目の「おばけのマールとまるやまどうぶつえん」は2010年に動く電子書籍として2か国語で世界に配信されています。

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「おばけのマールとたのしいオーケストラ」制作:(公財)札幌交響楽団 ・協力:札幌コンサートホール・発行: 発行:中西出版  定価 : 1,200円+税   道内主要書店で発売中️❣



posted by あうる at 09:27| Comment(0) | 印刷・出版

2019年02月25日

今こそひと頑張り!

 やはり、忘れたころにやってきた。先日の地震は、9月の地震から半年ほど経過している。自宅にいた21:30頃だっと思う。我が家周辺は震度4ほどだったが、北区、手稲区は5近い揺れだったそうだ。震源地に近い厚真・鵡川方面は震度6弱ととのこと。これからも不安は残る。
 当日、すすきのの夜の風景がテレビのニュース画像に映っていたが、地下鉄が止まり、タクシー乗り場は長蛇の列。当日3人で飲み会をしていた知り合いの話だと、明け方3時ころまですすきので過ごしたとのこと。一緒にいたひとりは体調を崩したと聞いている。あらゆる危機を予想することは不可能であるが・・・・、その応えは思いつかない。
 さて、このところの暖かい気候は、すっかり春の兆し溢れる幹線道路状況になってきた。中小路に入るとまだ道路幅は雪で狭まっているものの、春は間近に感じ取れる。今年は何時になく厳しい冷え込みが続いた2月だったことを思うと、何かホッとした気持である。
 間もなく、かつて繁忙期であった年度末に入る。我々の業界では、年間通じて最も残業の多い時期であったが・・・・。もうその時代は激変し、このところ厳しい業界事情を物語る出来事が、沸々と表面化している。経営に携わる人たちが、今こそひと頑張りせねばなるまいと思う。
 
 
posted by あうる at 21:42| Comment(0) | 印刷・出版

2018年12月19日

時代とともに変わる多様なメディアの活用法!?

 最近ある会合で思いがけないお方とお話しする機会があった。お相手は日本フォーム印刷工業連合会専務理事・山口実氏。氏が会場に来賓として出席されていると聞いたので、引きも切らずご挨拶に来られる方が多い中、間隙をぬって私の方から山口氏に話しかけてみた。
 山口氏は快く初対面の私と名刺交換をさせていただき、過去2度ほど氏の参加されたシンポジュウムを聴いたこと、文章を読ませていただいたこと等々をお話しさせていただいた。想像を超え柔和なジェントルマンだった。
 実はこの山口氏は2012年ドイツで開催される機材展ドルッパ終了後、その2年前にアメリカで出版された衝撃的な書籍「未来を破壊する」(ジョー・ウエブ博士とリチャード・ギア氏共著)を日本に紹介することに尽力された立役者(本書の監修)である。翻訳者は山下純一郎氏。
 本書は一般商業印刷を主とした今後の印刷業界に警鐘を鳴らしている内容の本だが、私が考えていたほど日本の印刷業界では話題にならなかったような気がする。加えて、監修した山口氏がフォーム印刷業というポジションにおられたこともあり、業界のカテゴリーの違いからくるギャップは予想以上に大きかったのかもしれない。。
 いずれにしてもこの書籍に着目した山口氏の慧眼ぶりには、6年経った今も敬服に値する。本書は、急速な勢いで印刷マーケットがシュリンクしており、機械寿命よりマーケテング寿命が短いと言われている昨今、紙媒体に拘らず、多様に変化する新たなメディアを取り込み、果敢に突き進むしかないことをこれからの印刷人に示唆しているような気がしてならない。勿論、同質の考えを持つパートナーと共に!
posted by あうる at 09:37| Comment(0) | 印刷・出版