2018年03月31日

明日から新年度――。

 全国的に暖かい日が続いており、桜前線は猛スピードで北上している。どうやらこの調子でいくと、4月下旬には札幌でも開花宣言が出るかもしれない。今年の札幌周辺は雪も少なく、その分、冷え込みがきつい日が多かったような気がする。
 さて年度末の3月も今日で終わる。かつて年度末と言えば、あらゆる分野の繁忙期であり、反面、閑散期は所謂、二八(にっぱち)つまり、2月・8月と相場が決まっていた。今でもデパートの衣類販売に関しては、2月・8月の売上は振るわないようだ。
 デジタル化が加速した’90年代後半ころから、ネット販売やカタログ販売よる個人消費が進み、クレジット決済をする消費者が増え始めた。
 今ではスマホによる電子決済が当たり前のようになっている。それでも先進国と呼ばれる成熟社会では、個人消費に大きな伸びはない。
 振り返れば日本のGDPの成長率は、’68年の13%をピークに’72年の8%、その後は下り坂を転げ落ちるように落ち続け、現在は1%ほどである。消費の縮小だ。
 印刷・出版業とデパートの売上推移は奇しくも同じ道をたどっているようだ。双方とも大量生産・大量消費の申し子だったのである。新製品が出ると売れ、更に販促の主役だった印刷物が増産された。
 年度末はかき入れ時だった、そんな過去を懐かしんでも始まらない。明日から新年度の4月が始まるのだ。かつてのように販促の主役にはなれないかもしれないが、きらりと光る脇役として、より存在感のある業界にならなくてはね!
posted by あうる at 17:39| Comment(0) | 印刷・出版

2018年02月12日

がんばれ!ドサンコ出版社ー。

 3日から開催されているイベント「松浦武四郎とドサンコ出版社」。松浦武四郎に関するパネル等々の資料や地元ドサンコ出版社の展示販売会場の紀伊國屋書店札幌本店2Fには、連日多くの来場者で盛況である。
 10日のトークセッションには、1Fのインナーガーデンに100人を超える聴講者にお越しいただいた。道内出版社の代表者3名(道新出版の熊谷センター長・亜璃西社の和田社長・北海道出版企画センターの野沢氏社長)の各パネリストとモデレータ役の小磯修二先生(元釧路公立大学学長・元北大教授)が、それぞれの立場で武四郎についての思いと独自の出版文化を持つ各社の<来し方・行く末>についてを語っていただき、素晴らしいトークセッションだった。
 コンテンツのクオリティーを求められる出版業界ではあるが、良質な出来栄え作品と販売量とは決して比例しない。とはいっても所謂、売れ行きが良い出版物と売れ行きは今一でも評価の高い出版物が混然一体となって業界は成り立っている。そのことは、商業ベースで考えると否定できない。
 生々しい話になるが、それぞれの出版社が存在し続けることにより、先人たちが築いてきた「出版文化の灯」を消さず、北海道独自の出版文化が脈々と今日から未来へつながって行くことになるはずだ。地産地消でがんばれ!ドサンコ出版社ー。展示会の最終日は、15日(午後6時)までです。

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posted by あうる at 14:44| Comment(0) | 印刷・出版

2018年02月04日

ドサンコ出版社一堂に!

 昨日、2月3日からは紀伊国屋書店札幌店2Fで道内出版社が一堂に会し、『北海道命名150年』に因んだイベント「松浦武四郎とドサンコ出版社」を開催。会場では、武四郎が残した貴重な資料展示や北海道に関する書籍・雑誌の展示・販売会が行われている。
 出展した地元出版社独自の出版物や道内出版界の歴史等々がパネルで紹介されている。できるだけ多くの地元の皆様に、北海道の出版文化を担うドサンコ出版社それぞれの活動を知っていただきたいと思っている。
 今日4日は、ノンフィクション作家の合田一道氏の講演会が行われ、紀伊国屋書店札幌店1Fのインナーガーデンに100人を超える聴講者が集まった。
 10日には、道内出版社の代表者3名(道新出版の熊谷氏・亜璃西社の和田氏・北海道出版企画センターの野沢氏)のパネリストと小磯修二氏(元釧路公立大学学長・元北大教授)がモデレータとなり、トークセッションが行われる。
 これを機に道内出版界の<来し方行く末>を振り返り、考える、いい機会になれば・・・・と思っている。最終日は15日午後6時。是非とも地元の多くの方々会場が会場に足を運んでいただければ、ありがたい。
posted by あうる at 20:11| Comment(0) | 印刷・出版