2016年11月25日

46年前の今日11月25日。

 46年前の今日11月25日は、とても衝撃的な日だった。11時頃だったと思う、東横線祐天寺の友人(現在北海道同友会の中心メンバーの一人である堀内君)のアパートに立ち寄り、偶然ラジオのスイッチを入れると・・・・『三島由紀夫、森田必勝ほかで成る「楯の会」のメンバー5名が市ヶ谷駐屯地内の東部方面総監部を訪問し、益田兼利総監を拘束。幕僚らを斬りつけ、三島がバルコニーで自衛官に演説。その後総監室で三島と森田が割腹自殺。』との報道。お互いに耳を疑い、「えっ」と発したきり、しばし沈黙。今思えば、二人ともかなりのショックだったと思う。
 当時三島由紀夫氏は45歳、現在生存していれば91歳である。多くの著作や日ごろの言動から、全く予想できなかったことではないが・・・・。当時はあの若さで日本を代表する作家だったし、芸能界、演劇界、歌舞伎界とその交友関係は華やかさを極めており、’63年にノーベル文学賞候補にも挙がっていた。
 第三の新人(安岡章太郎、吉行淳之助、遠藤周作、近藤啓太郎ほか)とほぼ同じ世代で、すぐ下の内向の世代(黒井千次・坂上弘・後藤明生、古井由吉・高井有一ほか)や石原慎太郎、大江健三郎、五木寛之のひと世代上である。思えば、同世代が芥川賞や直木賞を取るべく奔走していたころ、三島氏はすでに文壇の確固たる地位を確立していたようである。
posted by あうる at 09:09| Comment(2) | 芸術・文化
この記事へのコメント
林下英二様

当日私はお茶の水にいて故泉靖一(文化人類学)先生の講義を受けた時でした。びっくりしました。泉靖一先生は早世でしたが、札幌の藤本英雄先生が泉先生の伝記(文藝秋春刊)を書いて、出版しています。この本に三島のことは触れていませんが。伊藤重行
Posted by 伊藤重行 at 2016年12月01日 12:51
 おはようございます。札幌の出版社の社長で、「楯の会」に詳しい方がおり、飲むとその話になります。46年も前のことです。
Posted by 林下英二 at 2016年12月04日 08:28
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