今年の8月〜9月はかなり厳しい期間だった。まずは個人的に体調を崩してしまったこと。その中での出張や身内の健康不良、ダメ出しに仕事のミスが多発したこと等々、詳細にあげつらえば、枚挙にいとまがない。そんな2ヵ月が過ぎ、振り返れば、通常の盆休みとは、一味も二味も違った過ごし方だった。
それでも今日まで、私には会社という拠りどころがあり、少なからず公私を通じて人との関係性が存在する。会えなくとも電話やメール交換する機会があり、コロナ禍や年齢からくる付き合いの減少が加速しつつある中、お声をかけていただいたり、周囲に気楽に連絡を取れる友人知人がいることに、あらためて感謝しなければなるまい。ほんとうにありがたいことだと思う。
先日は20年近く続いている会の例会があり、16人ほどお集まりいただいた。平均年齢は間違いなく75歳を超えているが、皆さん一生懸命で元気である。昨日は、40年来の仕事通じての友人と2時間ほど歓談した。道内では珍しく70歳を超えて今もなお、第一線で構成作家を生業にしているかただ。
お互いの引き出しを出し合って、芸術・スポーツ・政治・文学・歴史・マスコミ等々、話は尽きない。二人とも団塊の世代ということもあり、同時代を生きてきた同志感みたいなものがある。彼とは、40年前に仕事上の痛恨のトラブルを乗り切り、二人で反省会をしたときに、「一生付き合うかもしれないな・・・」と彼が呟やき、私が頷いた通り、現在に至っている。実はその間、互いの縁で紹介し合い、更に太い絆ができた方々は、数えきれないほどだ。色々な意味で、もうひと頑張りせねばなるまい
2022年09月28日
持つべきものは・・・。
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| 出会い
2022年09月17日
八重洲ブックセンター本店の終了!?
1978年設立の「八重洲ブックセンタ―本店」が、来年3月で閉店することになった。本店閉店後は、本店機能を八重洲周辺のビルに移す予定と言われているが、正式にはまだ決まっていない。やはり本社は、コロナ禍による消費低迷の打撃が大きく、8店舗ある支店は比較的順調とのことである。現在の跡地には、大手建設会社と不動産会社による再開発で、28年度に48階建ての複合施設ができる予定だが、本店の入店等は定かではない。
「八重洲ブックセンタ―本店」と言えば、地方の名もない弱小出版社の本を置いてくれると言うので、社長のなった直後、真っ先のご挨拶に伺ったことがある。当時、地方出版社の本を注文があるなしに関わらず、お願いをすれば、北海道コーナーに常時陳列してくれる書店は、他ならぬ八重洲ブックセンタ―本店だけだと聞いていた。
その意味では、大量生産大量消費に時代に、八重洲ブックセンターのコンセプトでもある「読者と本の出会いを最大限に追求する」を掲げ、文字活字文化に多大な貢献をしていただいた稀有な書店だったと言える。極めて売れる可能性の少ない地方出版社の本を置いていただき、宣伝力のない弱小出版社にとっては、今で云う<セレンディピティ>の可能性を提供していただいた数少ない中央書店であった。立ち退き閉店は、残念であるが、6年後の再出発を願ってやまない。
「八重洲ブックセンタ―本店」と言えば、地方の名もない弱小出版社の本を置いてくれると言うので、社長のなった直後、真っ先のご挨拶に伺ったことがある。当時、地方出版社の本を注文があるなしに関わらず、お願いをすれば、北海道コーナーに常時陳列してくれる書店は、他ならぬ八重洲ブックセンタ―本店だけだと聞いていた。
その意味では、大量生産大量消費に時代に、八重洲ブックセンターのコンセプトでもある「読者と本の出会いを最大限に追求する」を掲げ、文字活字文化に多大な貢献をしていただいた稀有な書店だったと言える。極めて売れる可能性の少ない地方出版社の本を置いていただき、宣伝力のない弱小出版社にとっては、今で云う<セレンディピティ>の可能性を提供していただいた数少ない中央書店であった。立ち退き閉店は、残念であるが、6年後の再出発を願ってやまない。
posted by あうる at 08:25| Comment(0)
| 書籍
2022年09月07日
生き残りを賭けて
とてつもない秋の嵐のあと、夏の再来ともいえる作日7日である。気温は30℃近く上がっただろうと思われる。それにしても最近の暴風は瞬間風速30m等はザラである。木や電柱が根こそぎ倒れたり、看板や屋根が吹っ飛ぶことも決して稀ではない。外を歩く人は勿論、車を運転する方々も気を付けなければなるまい。
台風による災害のほとんどは、記録的なとか未曾有のという形容がつく。やはり地球温暖化による影響なのであろう。夏は酷暑から炎暑となり、冬は年々降雪量が増える。私の住む札幌近辺でも今年は2m近い。いずれにしても、暖冬異変が起きても何ら不思議はない。
ダーウィンが言う「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」とすれば、コロナを含め様々な変異ウィルスの発生は、人類に乗り越えるべく試練を与えているのだろうか・・・。いずれにしても、我々人間は生き残りをかけて様々な病原体としのぎを削っていかねばなるまい。戦争もまたその理屈で考えると、変化に対応できる国が生き残るということなのだろうか・・・。
台風による災害のほとんどは、記録的なとか未曾有のという形容がつく。やはり地球温暖化による影響なのであろう。夏は酷暑から炎暑となり、冬は年々降雪量が増える。私の住む札幌近辺でも今年は2m近い。いずれにしても、暖冬異変が起きても何ら不思議はない。
ダーウィンが言う「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」とすれば、コロナを含め様々な変異ウィルスの発生は、人類に乗り越えるべく試練を与えているのだろうか・・・。いずれにしても、我々人間は生き残りをかけて様々な病原体としのぎを削っていかねばなるまい。戦争もまたその理屈で考えると、変化に対応できる国が生き残るということなのだろうか・・・。
posted by あうる at 17:12| Comment(0)
| 歴史