2022年08月31日

稲盛和夫氏が亡くなった。

 京セラ、第二電電(現KDDI)の創業者・稲盛和夫氏が亡くなった。稲盛和夫氏のご逝去に、心よりお悔やみ申し上げます。 合掌
 
 松下幸之助以来の日本を代表するカリスマ経営者である。若手経営者を育てる「盛和塾」を興し、現在活躍する多くの経営者を育てた。同じ京都でモータ業界では世界トップシェアの企業経営者・永守重信やファーストリテイリング(ユニクロ)経営者の柳井正氏、ソフトバンクグループの孫正義氏等々に大きな影響を与えた人だ。2011年のリーマン・ショック(世界恐慌)の時は、私自も氏の著書に叱咤激励された一人である。
 
「アメーバ経営」という経営管理手法は、我々中小企業の経営者にもヒントを与えてくれた。何よりも、人としていかに生きるかを実践的に示された方で、氏のよく言う「利他の心」「知足」は、私の座右の銘でもある。ジャンルを超えた多くの方々との交流があり、その影響力は企業規模、世代を問わない。

 赤字転落し、上場廃止内なった日本航空を2年で再上場させたエピソードは有名である。また、著書「生き方」の中で言っている「己のためだけに利益を求めるのではなく、周囲や社会にもよかれと思うことを損してでもやるべきである。その利他の精神がめぐりめぐって自分にも利をもたらし、またその利を大きく広げもするからだ」所謂、「利他の心」の本質である。

 私は稲盛氏に一度だけお会いしたことがある。鹿児島大学名誉教授で文化勲章受章(2011年)された彫刻家・中村晋也氏の受賞祝賀会に出席したときである。中村晋也氏は、村橋久成の胸像「残響」を作られ、2005年に知事公館に建立させてさせていただいた。その縁で、北海道久成会のメンバーが祝賀会に招待を受けたのだ。一も二もなく出席させていただいた。その時の発起人代表が、稲盛和夫氏であった。
 
 祝賀会の半ばで、稲盛氏のテーブルの周りから人が引いた機を逃さず、札幌から参加したメンバーが6人ほどで、稲盛氏にご挨拶に上がり、握手させて頂いたり、写真を撮らせていただいた。残念ながら、その写真は見ることもなかったが・・・。大柄な稲盛氏の暖かい物腰と大きな手のぬくもりは、15年経った今でも忘れることはない。

posted by あうる at 11:39| Comment(0) | ニュース

2022年08月28日

経済回復!?

 間もなく9月になるが、ここにきて残暑がぶり返しているようだ。さほど気温は高くないが、今の私の体調には、結構堪える蒸し暑さである。いずれにしても今年もこの時期までコロナ感染に悩まされるとは、思いもよらなかった。まさか3年も続くとは・・・・。
 
 オミクロンBA5感染で重症化する人が少ないとは言え、亡くなる方はむしろ増えている。病院は相変わらず、入院病床も検査体制もひっ迫しているようだ。未だに発症して検査するまで4〜5日かかる現状は、いかがなものか・・・。国は速い時期に検査キットを全戸配布するくらいの大胆な政策等を実施しておけば、よかったのでは・・・・、と思う今日この頃だ。どうも我が国の政策と医療実体は裏腹で泥縄の感は否めない。
 
 世界の傾向として、コロナはインフルエンザ並みとの風潮が常識化しているのであろう。マスクをしている人もほとんど見かけない。慣習の違いもあるだろう。経済回復で他国に後れを取るまいというのは分かるが、しっかり日本国内で医療面の対策を固めてもらいたい。
 
posted by あうる at 14:29| Comment(0) | 政治

2022年08月24日

体調を整えて!

 久方ぶりの雑記帳の書き込みである。ほぼひと月近く休ませていただいた。それでも記事数がここ10年間で1,400頁ほどになっていたことこともあり、一日100件を超えるアクセス数と70件を超える訪問者数を維持できたことは、大変ありがたい。「社長の雑記帳」を読んでいただいた方々に、心よりお礼を申し上げます。
 
 8月3日にコロナ感染し、以降、世の感染者の方々が体験したことを自ら生身で実感し、悪戦苦闘しながらも22日、何とか出社にこぎつけました。お盆休みを目前に控えていたので、約束を果たせなかったことも多々あり、身近の方々を含め多くの方々にご迷惑おかけしました。また、何よりも回復までにご協力いただいた医療・行政関係者の方々には、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 さて、3週間の休養中にすっかり季節感も変わってしまいました。夏らしい夏を満喫する暇もなく、北海道は秋の色合いを深めており、いささか寂しい気もします。ここいらで「夏日の再来を!」と思う今日この頃であります。

 いずれにしても、コロナ感染はこれからがピークに達するだろうと言われています。私はワクチンを4回接種しておりましたが、図らずも感染してしましました。やはり疲れ等で体力が落ちている慢性疾患をお持ちの方や高齢者の方は、できるだけ無理をせず、休養をして体調を整えてください。本州の方々は、熱中症にも充分お気を付けください。
posted by あうる at 08:24| Comment(0) | 健康