2020年06月19日

シニア世代と若者世代。

 このところぽつらぽつらと声がかかり、ようやく日中の会合に出席する機会が増えてきた。残念ながら夜の会合はもうしばらくは自粛が続きそうだ。3月以来ススキノは長いことご無沙汰しているが、ここ3ヶ月ほど休業していた知り合いも店も、6月初旬からは再開し始めている。その際、周到な感染予防をしていても、建築物の構造上、3密を完璧に防ぐのは難しいという。客の入りはコロナ前の1/3だというから、かなり厳しい経営状態だ。我慢のしどころだろう。
 先日、札幌の中心に近い飲食店で友人と昼食をしたが、店側がガイドライン通り、ソーシャル・ディスタンスを徹底すると、収容人数が制限され、客足は必然的に減少してくる。決して3密ではないのだが・・・・。
 思えば、コロナ以前から若者たちのライフスタイルは、徐々に変わってきている。したがって夜の飲食スタイルばかりではなく、日常の生活スタイルも好みも大きく変わってきているようだ。私たちシニア(団塊の世代)とは、情報のとり方や様ざまな面での価値観の違いは否めない。近頃流行りのサブスクリプションとい契約方法は、所有権を持たず、ある一定の期間の利用権を購入するといった新しい購入方法だ。ソフトウエア―等の契約に多いという。シェア(共有)感覚も我々にとっては、やはり新しい感覚なのである。
 いつの時代にもジェネレーション・ギャツプは存在したが、今やIOT・ICTの時代である。「近頃の若者は・・・」と、かつてステレオタイプに中高年から小言を言われ続けられた我々以降の世代とはかなり違ってきている。
 我々以上のシニア世代と若者世代には、所謂、ITリテラシーの格差が歴然とあり、そう簡単には埋めようもない。もう一方で、アナログ世界で活動してきた我々シニア間でも個々の意識の差は、少し寂しい気もするが、ここにきてより一層広がっているような気もする。いずれにしても我々を含めシニアの方々は、忍耐力と寛容力をもって、時代の変化に対応していくことが、一層必要になってくると思われる。
posted by あうる at 21:52| Comment(0) | 来し方行く末

2020年06月14日

2020年06月13日

累卵の危うさ!?

 先日、印刷業界の方々と話をする機会があった。各社それぞれで、現状把握にこれほど格差があるものか・・・と認識を新たにした。そもそも印刷業関連というと、大別すると商業印刷・書籍印刷・事務用印刷と3分野に分かれるが、実は商業系印刷は、グラビア印刷・特殊印刷・シール印刷・パッケージ印刷等々と更に細分化されており、書籍系・事務系印刷も数種類のカテゴリーに分かれる。 
 したがって十把一絡げに印刷業界のマーケット予想はできない。今回のコロナ禍の影響が業績に反映するまでに半年以上経過しなければ、業績の悪化が予想できない分野の印刷関連業もあるという。
 バブルがはじけた’92年の影響が実体経済に現れ始めたのは、’97以降である。そのころ巷では猫も杓子もWindows95・98に栃くるっていた最中で、インターネットの幕開けの時期と重なっている。所謂、デジタル化が始まったころだ。この時期に及んでも、一部の人を除いて、ペーパレス化を叫ぶ人は少なかった。
 2000年を境に「失われた10年」「新自由主義」やら「デフレスパイラル」等の<負のキャッチコピー>が横行。2008年の「リーマンショック」、2010年の「黒船来航・電子書籍元年」等々。そして悪夢の民主党内閣発足・・・・。つい最近までは「失なわれた20年」「失なわれた30年」とも言われてきた平成30年の経済。政権交代時に経済政策の<キーワード>として希望を持たせが、今はその悪名を残している「アベノミックス」は、その代表格であろう。
 さて、過去を振り返って、嘆いてばかりでいてもしょうがない。100年前、第1次世界大戦の最中、世界中の人たちを震撼とさせたスペイン風邪。当時、治療薬のないまま、多くの人たちが歯を食いしばって生き延びてきたからこそ、今があるのだろうと思う。日本では、100年前に豪雪地帯で小村(270戸)がスペイン風邪に感染が広がり、全員死亡という大惨事もあったという。
 いよいよ東京では、段階的に自粛政策を解除し始めた。決定的な治療薬も定まらず、ワクチンも今もって開発途上である。個人や企業規模の大小にかかわらず、生活を維持するためには、経済活動は止められない。コロナ感染の不安が、決して消え去ることはない累卵の危うき状況の中で・・・・。
posted by あうる at 21:38| Comment(0) | 経済