2020年05月25日

「選考の客観性」とは!?

 11時過ぎから小一時間ほどの散歩を終え、昨日の残り物のピザとコーヒーを飲みながら、選考を依頼されている某自費出版大賞の小説部門・最後の1冊を読んでいる。連休明けからの10冊は、最近の私にはかなり辛い。年々目が弱くなり、集中力がなくなってきたからだ。
 そもそも私のような素人が選考すること自体、無理なことなのかもしれない。数年前、30冊ほど読んだ中で特別想いを寄せた本が1冊あった。主人公(著者と思われる)の真摯な生き方に心底感動した記憶がある。この方が受賞したら、授賞式に参加して著者にお会いしたいと思っていたのだが・・・、残念なことに1次選考で、落選してしまった。
 選考の客観性とはいっても、やはり選考者の好みが優先するのが正直なところだろう。その作品がどれだけ多くの方の共感を呼ぶかどうかは別として、その時の選考委員の個人的な意向が出るのは否めない。それとは別に、構成力・描写力等々の文学性の高さという基準のがあるかと思うが・・・、たとえ選りすぐられた作品であり、選考委員がプロフェショナルであろうとも、最後は多数決の原理が働くに違いない。
 全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」は、毎年超ベストセラーになる。当然のことだろうと思っている。選考者である書店員の方々は、本のマーケッターであり、プロモータなのであるから。
 本に関わる多くの出版・図書館関係者は勿論、多種多様の本を扱う、本好きの書店員の方々も「文字・活字文化の灯を消さない!」という重要な役割を果たしていることを決して忘れないでほしい。
posted by あうる at 07:58| Comment(0) | 事件