2018年02月20日

「アスリートを支える源は・・・・」

 夜な夜なオリンピックを観戦しながら感動の日々を送っている。彼らメダリスト候補たちのオリンピックまでの闘いの記録を知ると、本人の弛まぬ努力は勿論、コーチスタッフ、家族や周囲の支援者たちの思いが、アスリート一人ひとりに乗り移っているかのようだ。その重みをずっしりと背負って平昌入りしてきているのだということがひしひしと伝わってくる。
 先日のスピード女子500mの小平選手の金メダルは、とりわけ感動的だった。特に競技を終えてからの小平選手のとった行動が・・・・。全世界に中継されている中、彼女の他の選手たちに対する気遣いや思いやりが、観戦した世界中の方々の感動を呼んだ。
 過去8年近く韓国のエース李選手がリードしていた500m。今回のオリンピックは小平選手に軍配が上がった。政治を超え、勝負を超えた異次元の感動を会場やテレビで観戦した多くの方々が、目の当たりにしただろうと思う。
 活躍したアスリートも思うようにいかなかったアスリートも皆それぞれの事情を抱え、平昌の舞台に立ったのだと思う。その重圧や苦しみは一流のアスリートしか分からないだろう。
 かつて500・1,000mのスピードスケートの男子米国代表でダン・ジャンセン選手という絶対王者がいた。世界記録を8回更新しながら1984年の初出場サラエボオリンピックでは、500mで4位、1,000mは16位。その後、カルガリー、アルベールビル、も敗退。最後になったリレハンメルオリンピックは、1,000 mでようやく金メダルに辿り着いた。
 私の記憶では、心が折れず不撓不屈の<アスリート魂>を持った選手はジャンセン以外に見たことがない。今回の小平選手の金メダル獲得までの軌跡を見ていると、当時のジャンセン選手を髣髴とさせてくれる。当時の心底感動したシーンが今、私の中で蘇る!


posted by あうる at 08:54| Comment(0) | スポーツ

2018年02月18日

演劇は楽し!

 40年来の友人と今年初めて差しで飲む機会があった。実は、飲む前に小劇場で上演された少々過激な芝居を観劇した。舞台は「場」が変化するたびに照明が消え、目まぐるしく場面が変わる。
 暴風雪で道路が閉鎖された状況の中、様々な事情を抱え避難してきた数人の男女と逃亡してきた強盗殺人犯とのホテル内での人間模様を描いている。かなり重たい題材を扱い、場面は早いテンポで目まぐるしく変わる。結末は意外な展開へ―。
 原作者、脚本・演出家は道内在住の一流の方々だ。会場は超満員。最後列で観ていたが、役者のセリフ、一挙手一投足が場内に響き渡り、迫力満点だった。とりわけ警官役の存在感が光っていた。
 殺人犯を追う警察官が観客席の上段に座る私のほうに銃砲を向けて、「パーン」と発砲するラストシーンは、劇的な演出だった。久しぶりに飲みながら、芝居の終盤の話になると、「少しハピー過ぎるかな・・・・」と共通の感想。
 この業界に入り、間もなく40年になる。そのころ知り合ったのだから最も古い数少ない友人の一人。まさかの長期にわたる付き合いになってしまった。ある仕事上のトラブルがあった時、「一生の付き合いになるかもしれないね。」と当時お互いに言っていたというが、あまり覚えていない。
 今度飲むときは、もう少し暖かい日がいい。また演劇を観る機会があれば、尚好し!それにしても、いい演劇、いい酒でした。

posted by あうる at 22:29| Comment(0) | 交友

2018年02月12日

がんばれ!ドサンコ出版社ー。

 3日から開催されているイベント「松浦武四郎とドサンコ出版社」。松浦武四郎に関するパネル等々の資料や地元ドサンコ出版社の展示販売会場の紀伊國屋書店札幌本店2Fには、連日多くの来場者で盛況である。
 10日のトークセッションには、1Fのインナーガーデンに100人を超える聴講者にお越しいただいた。道内出版社の代表者3名(道新出版の熊谷センター長・亜璃西社の和田社長・北海道出版企画センターの野沢氏社長)の各パネリストとモデレータ役の小磯修二先生(元釧路公立大学学長・元北大教授)が、それぞれの立場で武四郎についての思いと独自の出版文化を持つ各社の<来し方・行く末>についてを語っていただき、素晴らしいトークセッションだった。
 コンテンツのクオリティーを求められる出版業界ではあるが、良質な出来栄え作品と販売量とは決して比例しない。とはいっても所謂、売れ行きが良い出版物と売れ行きは今一でも評価の高い出版物が混然一体となって業界は成り立っている。そのことは、商業ベースで考えると否定できない。
 生々しい話になるが、それぞれの出版社が存在し続けることにより、先人たちが築いてきた「出版文化の灯」を消さず、北海道独自の出版文化が脈々と今日から未来へつながって行くことになるはずだ。地産地消でがんばれ!ドサンコ出版社ー。展示会の最終日は、15日(午後6時)までです。
 
 
posted by あうる at 14:44| Comment(0) | 印刷・出版