2017年04月21日

祝賀会(創業50周年記念を祝う感謝のつどい)

 某大手印刷会社の「創業50周年記念を祝う感謝のつどい」に出席させていただいた。日中は最新機種のデモンストレーションや工場見学があり、今風に言うとさながら「スマート・ファクトリー」を地で行く新印刷時代に相応しい工場である。
 夕刻から始まった祝賀会には250人を超える招待客が参集され、経営者の異色な経歴や特異な個性もあって、業界も多種多様、多士済々の方々がお見えになっていいた。
 いつも思うのだが、ご招待を受けた祝賀会等々には、業界や会の規模の大小を問わず、時間の許す限り出席することにしている。特におめでたい席には万難を排して・・・・。
 会場で旧知の友人に会ったり、久しく疎遠になっていた方や予想外の方々にお会いしたりすることが、実は私にとって最大の楽しみの一つなのである。所謂「セレンディピティ」つまり会場内ではまま、偶然の出会いや意外な発見があるからだ。
 今回もいくつかの出会いや発見があり、不思議なことことに新たな約束事が発生したり、新しい引き出しに入れて置きたい体験が生まれたりして、思いがけない経験をさせていただいた。やはり出会いは楽しい。感謝の集いに、感謝です!
posted by あうる at 09:24| Comment(0) | 行事

2017年04月11日

オルタナティブ・ファクト

 最近、トランプ大統領陣営でよく使われる「オルタナティブ・ファクト」という言葉。意味は<代替的事実>とか、<もう一つ真実>とか・・・・。端的に言えば、嘘そのもので、ある意味では何処にでもある井戸端会議的な話と言ってしまった方が、分かりやすいのかもしれない。
 ツイッタ―を使った瞬時の呟きやほとんど個人的な見解としか思えない好き嫌いだけを基準にして発言している僅か140字以内のコンテンツ。内容を推敲したり、相手を忖度する時間などあるはずもない。
 トランプ大統領就任以来、日常茶飯事的に国の代表者がツイッターを使う。もうすっかり世界の首脳たちは丸ごと井戸端会議に巻き込まれているようだ。
 先日、女流作家が新聞紙上で次のように書いていた。気に入った情報こそが「事実」であり、我々は言葉が正しい意味で事実であることが、価値を持たない現実を目の当たりにしている。事実が意味を持たない世界は、公正も正義もない。と・・・・・。
 確かに国同士の主張は、それぞれの国の都合で捉える事実(!?)をもとに繰り広げられ、正当化されている。どの時代も依然から似たような現象は起きていたと思うが、ICTの発展により媒体の多様化がさらに進み、報道のスピード、短絡化、無責任化連鎖は全く止まる気配がない。
posted by あうる at 13:49| Comment(0) | 政治

2017年04月06日

出版文化の存続が・・・・。

 今朝の北海道新聞「出版不況 図書館のせい?」の見出しに吃驚!数年前、複本問題(図書館が同一のタイトルの本を複数購入する行為)が様々なフォーラムで話題になり、論じられてきました。複本はベストセラーの小説などが主な対象となります。人気作家の小説は、あっという間に100件、200件の予約が入ってしまいい、1冊だけの配架だと、途方も無い時間を待つことになるのがその理由の一つです。
 図書館の使命の一つに、あらゆる文化資源を国民に無償で提供することがあり、その点からいうと、図書館側の言い分は、充分その役割を果たしているという論理です。したがって民間である著者・取次・版元・書店と目的も利害も決して同じではありません。
 加えて最近は、流通コストの問題もあり、特により新しい情報を扱う週刊誌の陸送については、時間とコストの戦いです。部数減もあり、様々な流通チャネルに対応するには、送料の値上げも余儀なくされております。いづれそれらの流通コストのアップは、取次・版元・緒店が担わなければならない事態になりかねない状況になるかと思います。
 かつて有名文芸雑誌の社長だった方が、複本問題に触れ、図書館がベストセラ―本の貸本屋さんになってしまうと、「出版文化の灯は消える。」つまり後世に残すべき貴重な書籍が、出版文化を支えており、それらはコミックを含めた雑誌やベストセラー本の稼ぎの上に成り立っているとお話ししていた。更に図書館の重要な役割は、図書館でしか見られない貴重な書籍やや手に入りにく資料を購入し配架することで、「地域の知の拠点」としての大きな存在意義があるのではないか・・・・と。
 私ども電子図書館に電子書籍を供する仕事をさせていただいている立場から申し上げると、地元出版社の書籍の電子化は地域出版マーケットの底辺を広げる一助になっていると思っています。しかし大都市における複本問題は、買いこまれる数量も違いますので、実態を調査したうえで複本の制限を加える必要もあろうかと思うのですが・・・・。
posted by あうる at 10:18| Comment(0) | 印刷・出版