2016年03月31日

年度末だから思う。

 年度末である3月も今日が最終日。例年に比べるとイマイチ全体の活気が足りない。潤っているかどうかは別として、観光関連産業はインバウンドブームに乗り、北海道でも大いに話題になっている。ただし道内企業の景況感は決してよろしくない。
 海外観光客の予想以上の増加は、経済的にも大変ありがたいことであるが、よからぬ話題もある。鴻海(台湾)のシャープ買収がそれだ。かつて電気機器、IT機器分野の製造・販売で世界的な規模を誇った企業が、液晶テレビへの投資戦略を間違えたばかりに韓国勢に後塵を拝し、挙句の果て撤退を余儀なくされた。あっという間の転落である。鴻海は自社ブランドを持つメーカーではなく、大手メーカーから製造を受託してきた請負企業である。
 確かに鴻海の売り上げ規模は、巨大ではあるが、よりによって日本の老舗メーカーが海外資本、しかも台湾企業の傘下に入るとは・・・・・かつて日本人の誰一人考えてもいなかったことだ。
 そもそも日本の大手上場企業の経営者には、2期・4年〜3期・6年無難に経営すれば良いという<暗黙の経営原理>があるようで、海外のグローバル企業(特に韓国の財閥企業や国策企業)のように長期的ビジョンの基づいた経営戦略は、なかなか立て難いようである。
 不祥事が明るみに出た東芝にしても、白物家電事業を中国の企業に売却してしまう。日本のメーカーが長い間かけて蓄積してきたノウハウをいとも簡単に流失してしまうことを嘆く方も少なくない。OBの方々は、残念至極であろう。
 アジアで目標にされてきた日本の何かが変わったのであろう。そもそも創業経営者によく垣間見る事業を拡大・継続するための「強力な使命感(ミッション)」と「リスクを負うチャレンジ精神」が希薄になってきているのかもしれない。
posted by あうる at 17:05| Comment(0) | 経済

2016年03月27日

悲願の北海道新幹線開通!

 昨日、念願の新幹線が開通した。日本で最初に開通したのが1964年東京オリンピックの年で、52年前だ。北海道新幹線は構想してから43年と言うから、札幌オリンピックの翌年で、地下鉄や地下街ができて間もないころである。
 札幌までの延伸が15年後ということだから、その時の私は80歳を越える。間違いなく眼にすることも利用することもないだろう。北海道JRが唯一自力で生き延びるためには、函館→札幌→旭川までの延伸が可能になることで、そうなれば北海道経済も活性化するであろうし、勿論、赤字路線を廃止することなく継続することが可能になるかもしれない。
 札幌駅から汽車に乗り、青函連絡船で4時間。青森にわたり、1日かけて上野まで辿りついた昭和42年当時の修学旅行は、通路でごろ寝の雑魚寝状態だった。当時の各駅停車(鈍行)での旅行は、そんなもの。それでも上野に向かう上り列車に乗って都会に出たいという憧れがあった。
 飛行機の利用客が増え、数10年の間に点から点で動く時間は大きく短縮されたが、いまだにほんとの意味での地域と地域の交流はできていない。やはり人の輸送は地上を這うことで地域間の交流が活発になり、大きな商圏(北方商圏)が形成されてゆくのだろうと思う。その意味では、今回の北海道新幹線は、北海道にとって大きな第一歩になると思うのだが・・・・・。
posted by あうる at 10:06| Comment(0) | 地域

2016年03月26日

日本人横綱遠のく・・・。

 先場所で優勝した琴奨菊効果が、今場所の日本人力士、発奮の起爆剤になっている。特に大関陣は並々ならぬ思いで今場所に臨み、初日から連勝を続けたが・・・・・。前半での取りこぼしが弱点とも言われていた稀勢の里。一山超えたが、ここ大一番に弱さを露呈してしまった。10日目で白鳳に気迫負けして、日馬富士にも負け2敗。勝負処での連敗だ。
 なんとも情けないやら、悔しいやら・・・・、本人は勿論であろうが・・・・、19歳ころから大器、大器と言われ、間もなく三十路である。そろそろ晩成しなければ、ただの大関で終わってしまう。
 確かに白鳳の右肘の使い方は、判官びいきをするつもりはないが、実にえげつないと思う。横綱とはいえ、恥もい外聞もなく、がむしゃらに勝ちにこだわっているのだろうか・・・・。
 かつての伝説の大横綱たちがそうだったように、格調と品位を求めたところで、やはり相撲は格闘技なのである。そうは言っても、横綱には日本人が生来求めている品格とか潔さを身をもって示してほしいと思うのが人情であろう。当分は、日本人横綱が誕生するまでお預けということになろうか・・・・。、
 まだ、終わったわけではない。残す2日、日本人優勝力士を目指して最後の最後まで全力を挙げてほしい。今日は稀勢の里対照ノ富士。豪栄道は同郷の力士・勢との対戦だ。双方とも勝って2敗を守れば、千秋楽の白鳳次第では、ラストチャンスがある。頑張ってほしい!
posted by あうる at 14:16| Comment(0) | スポーツ