2017年05月25日

村田選手、敗北?!

 先日の世界ミドル級王者決定戦に挑戦したロンドンオリンピック金メダリスト・村田諒太選手の敗北に、全く納得がいかないのは私だけではないだろう。元世界王者アッサン・エンダムはアウトボクシングに徹し、一方の村田選手は追う脚のある待望のファイタータイプ。 
 ’64東京オリンピック・バンタム級金メダリスト桜井孝雄選手がプロ転向後、破竹の勢いで勝ち続け、世界戦に挑むが・・・・、同じアウトボクサータイプのライオネルローズに判定負け。とにかく双方ともに決定打がなく、つかず離れずのアウトボクシングで、全く面白みのない試合だった記憶がある。
 今回のミドル級は超激戦階級で、挑戦者になるだけでも大変なクラス。オーソドックスなファイターとしての村田選手の力量は、1度目のダウンと2度目のダウン寸前の状況を見れば明瞭だ。アッサン・エンダムを勝ちとした<驚愕の採点>に対して、WBA会長が怒り狂うのも無理はない。
 話は戻るが、5年前、70歳で亡くなられた桜井選手は村田選手と同じように大学での就職が決まっている中でのプロ転向で、当時アマチュアボクシング会からバッシングされたという。村田選手のプロ転向も桜井選手を髣髴とさせるところもある。
 ただし、ボクシングスタイルは全く違った。足を使い、相手にほとんどパンチを打たせなかった桜井選手は、所謂ヒット&アウェイ。撃たれないが、倒せなボクサータイプの典型。村田選手はガードとウィービングで相手との距離を詰め、強打を武器に相手をマットに沈める。
 いずれにしても2度目のダウンを決定づけなかったのは、残念至極。なんとしても再戦して竹原以来久々の重量級の世界チャンピョンが誕生してほしい。
posted by あうる at 08:56| Comment(0) | スポーツ

2017年05月20日

「札幌文学」の例会に出席。

 数年ぶりで同人雑誌「札幌文学」の例会に出席させていただいた。新会員の加入で30名近い会員数となり、例会には15名の出席。私は飛び入りで出席させていただいた。
 久しぶりにお会いした山内さん。現在は苫小牧に住んでおられる。お元気そうだ。千歳で焼鳥・アトムのご主人須崎さんは、千歳市民文芸で3度、大賞を受賞。札幌文学では重鎮のお一人だ。女性の岩崎さんは有望な書き手だ。編集人として同人を束ねる田中先生は、御年84歳。年だ年だといいながらも、心身ともにお若い。
 近年、高齢化や多様なメディアの出現で停滞気味の同人雑誌。日本文学の底辺を支えてきた雑誌だけに、灯が消えないようできる限りサポートしたいと思っている。
 4年前に5年間続いた北海道同人誌会議は、同人誌選集を第5集まで出して終了した。道内の同人20誌ほどの編集人が年3回ほど集まり、危機感や会員増強について語り合ってきた。かつて同人雑誌は、物書きを目指していた方々の登竜門としての重要な役割を果たしてきたが、今はかなり薄れた感がある。とはいえ、文字活字に関心のある方々の会話は気配りや忖度が感じられて、心が和む。二次会は河岸を変えて暫し雑談。
 今回は原稿の集まりがよく、200ページを超えるとのこと。このところ作品が少なくボリュームが落ちていただけに、豊富なコンテンツが楽しみな号になりそうだ。
posted by あうる at 22:53| Comment(0) | 印刷・出版

2017年05月18日

思案気な顔。

 仕事を通じて知り合った方だったが、人づてに昨年暮れに亡くなったことを聴いた。私も女房も大変世話になったと思っていた方である。人がらが素晴らしかったし、大病を患って、仕事復帰していただけに残念でならない。
 お会いした当時は60歳前、すでに病気を患い回復途上にあったはずだった・・・・。享年63歳である。大病を克服したこともあり、若干老けて見えたが、年代を超えた配慮や思いやりは特別なものがあった。
 退職するとの電話があり、丁寧な礼状をいただいたのは2年半ほど前だった。彼の年代や立場から、退職はまだ早いかな・・・・と思いながら、その後連絡も取ることもなく、今日に至ってしまった。
 今日、昨年暮れに亡くなったことを知り、もっともっとお礼を言うべきだったと臍をかみながら、女房と彼の人となりを思い起こしている。5年前に彼に出会ったころを振り変えりながら「本当に親切だったよね。」と女房。「そうだな・・・・・・」と私。今後、我が庭にあった姫リンゴの切り株を見るたびに、彼の思案気な顔を思い出すことになる。
 
 
 
posted by あうる at 21:23| Comment(0) | 来し方行く末