2021年06月12日

街は疎の社会!?

 久しぶりに街に出た。勿論、不要不急ではない。「緊急事態宣言」のただ中、人も車も普段の半数以下。土日のデパートはすべて休業中だ。ただ食料品店、所謂デパ地下は営業中である。街中の大型店はおしなべて休業である。「疎の社会」だ。そんな中、用あって出かけたのだが、用を終えると脱兎の如く街を離れた。
 果たして「緊急事態宣言」は20日で終了するかどうか・・・・。感染者は全国的に減少気味だが、亡くなっている方は多い。あらゆる商売が厳しい状況にある中、コロナ禍ゆえに需要があり、繁盛しているビジネスもある。大小多くの企業は、苦戦しており、倒産、廃業の危機に瀕している企業もある。
 また感染当事者として生死を彷徨っている方、そしてそのご家族もおられる。感染医療に関り、日夜休まる眠る暇もない医療関係者もおられるだろう。国会議員以外の政治家は、あまり表(マスコミ・報道)に出てこない。党派を超えて、地域の議員さんたちの個々の奮闘ぶりを見たいものだ。
 ワクチン接種が始まり、安堵感が広がりつつあるが、東京オリパラの開催には、依然として賛否両論がある。がしかし東京オリパラ開催は目前である。感染症対策分科会の尾見会長の発言の語調は、厳しさが増しているものの、政治家の多くは、医療知見者の警鐘に耳を貸さない。悪い予想は、当たらないほうがいいに決まっているが、生死がかかることに関して、決して丁半博打はできないだろう。さてさて、もうしばらく心配が絶えない日が続きそうである。
posted by あうる at 22:43| Comment(0) | 政治

2021年06月09日

コロナ後、新たな時代へ。

 コロナ禍で再認識させられた様々な問題。働き方改革の中で問われてきた「リアル・ライブ」がいいか、「デジタル・ネット」がいいかは、ケースバイケースだと思うが、コロナ禍ですっかり定着してしまった「三密」「ソーシャル・ディスタンス」というキーワードは、あらゆる商売(ビジネス)の形態を変えてしまった感もある。中には商売の存在理由まで問われ、苦悶の果てに店仕舞いする経営者(個人事業主に多いと思われる)がおられたり、コロナ後の時代に合ったビジネスとして新たな企業が出現したり、既存の企業の中にもにわかに業績を伸ばしたりするところもあるようだ。
 いずれにしても国の政策として最初に打ち出された「緊急事態宣言」。<不要不急の外出自粛>と<接待に絡む夜の飲食店の営業自粛>については、様々な波紋を引き起こした。自粛生活を促すことは、あらゆる経済活動の停滞を意味する。結果、あっちを立てれば、こっちが立たずの両立が難しいトレードオフの状況を作り出すことになった。
 寄せては返す感染者の増減に翻弄されながら、国は第3波感染者拡大を機に3度目の「緊急事態宣言」を発する。そもそも日本と欧米とは、歴史的な観点から様々な価値観の違いがある。欧米では、芸術・文化・教育・スポーツ等々の文化財的な消費は、生きるうえで必要欠くべからざるものとして受け入れられている。
 日本はコロナ禍のリーダーの発言を聞いている限り、物質的な消費が優先され、芸術文化等々は後回しという基本的な考え方が露呈したようだ。芸術文化等々は、日本のリーダーたちにとって、あくまでの生きるうえで2次的なものなのだろう。
 日本では「生きるためにサッカーは、必要ないんだ!」ということを再認識したと、ある日本代表のサッカー選手は、真顔で且つ、シニカルに言っていたことを思い出す。
 今回のコロナ禍で世界のリーダーが発する国民に対する声明の中で最も注目されたのは、ドイツのメルケル首相のスピーチである。メルケル首相の言葉の中にある「啓蒙の思想」を重視する内容が世界各国から賞賛された。さすがゲーテを生んだ国である。芸術文化等々は、当事者にとって「命」と同じくらい大事なものであるという事実を、我々は今一度、コロナ下での様々な論議から汲み取るらなくてはならないと思うのだが・・・・。
posted by あうる at 09:40| Comment(0) | 芸術・文化

2021年05月29日

「緊急事態宣言」延長の一途。

 何故、国のリーダーたる政治家やそれに準ずる組織のリーダーたちが、緊急事態宣言の中、自国民に自粛を求めながら、その舌の根も乾かぬうちに自ら夜の街に繰り出すのか?
 コロナ禍でのリーダーがパーティに参加したり、会食等々で高級店で飲食する光景を写真に撮られ、マスコミにすっぱ抜かれることは自明の理だと思うのだが・・・・。
 勤勉実直な国民性から、日本人の多くは、彼らの言行不一致に納得いかないのが当然である。彼らは、自分たちは特別な人間だと思っているのだろうか・・・・。一般国民と上級国民とは、世間の扱いが違って当然とでも言うのだろうか・・・。この目線の高さは、やはり選ばれたもの特有の驕りからくるものだと私は思う。
 国民の大多数が感染の危機に瀕し、中小企業、個人事業主が倒産の危機に苦しんでいる状況下で、うっかりしていた、軽率だったではすまされない。ネット上では、スクープを狙って書き立てるマスコミに問題があるとをいう人もいるが、それは論外でであろう。
 新型コロナウイルスの感染が日本で拡がり始めて1年2ヶ月経過したが、その間、リーダーの発言や国の政策を振り返ると、一貫性もなく、なんとも内容も貧弱で、寂しいかぎりである。東京オリンピック・パラリンピックが2か月後に迫っているにもかかわらず、「緊急事態宣言」は未だ解除されることもなく、更なる延長の一途をたどっている。東京オリパラ開催の行方はどうなるのか・・・・・・・。
 
posted by あうる at 10:18| Comment(0) | 来し方行く末