2025年05月22日

同期会は今もなお。

 先日、高校の同期会を開催した。たまたま私は幹事の一人として関わってきたが、同期会が正式に発足したのは、40年ほど前で、それまではホテルマンの友人同士のつながりで連絡を取り合い集まっていたようだ。

 同期の名簿を最初に作成したのは、1983年。その後、1988年(昭和63年)に再販した。名簿の完成度が高くなるにつれ、出席者が増え、多い時には卒業生(500名)の一割強が出席し、大いに盛り上がったこともあった。

 我われの卒業期は31期(昭和43年卒)だったこともあり、開催日は基本的に3月1日とした。実は今回の開催は、全員後期高齢者を迎えたこともあり、暖かい時期にとの要望が多く、5月中旬に開催した。恩師の出席は1名となったが、同期は24名集まり、参加者の中には初めての者もおり、懐かしさは一入だったようだ。

 創立90年の歴史の中で、唯一甲子園に出場したのが我々31期であり、甲子園での応援は、今でも鮮明に覚えている。嬉しいことに、六大学野球で立教のエースとして活躍したK君が初参加してくれた。感謝!
posted by あうる at 14:52| Comment(0) | 交友

2025年04月24日

さtれど我らが日々を!

 来月、高校の同期会を開催する。残念なことに、ここ数年、恩師の出席がめっきり減った。同期の多くは今年76歳になるが、依然に比べ出席者は増えている。いずれにしても健康寿命をはるかに超え、出席者の多くは障害を抱えている状態だ。

 私のように胃を半分摘出したものもいれば、脳梗塞をリハビリで克服したもの、循環器系の病気で生死を彷徨ったもの等々、多くの同期は軽症でも病院に通うものが少なくない。

 卒業して60年近い歳月を経て、久しぶりの出席者もおり、本校90年の歴史で唯一甲子園に出場した我々の期から3名が参加する。更に六大学でレギュラーとして活躍した2名も参加する。当時の話題で盛り上がることを期待したい。
posted by あうる at 15:35| Comment(0) | 交友

2025年04月12日

惜別の歌

 弊社で出版させていただいた「悲しみの夏―北海道空襲を忘れない―」の著者・菊地慶一氏(92歳)が1月15日に亡くなられた。何度かお会いし、手紙やメール交換していただけに残念でならない。

 ここ3年ほどで恩師、上司を含め私を支えていただいた年長者が6人ほど鬼籍に入られた。ほとんどの方が30代からのお付き合いだったので、間断なく悲嘆にくれる日々が続いている。
 哀惜の念に駆られると、上司が飲みに出ると必ず口ずさむ唄う歌を思い出す。それは「惜別の歌」である。 
  遠き別れに たえかねて この高殿に 登るかな 悲しむなかれ 我が友よ 
  旅の衣を ととのえよ・・・・・。  作詞/島崎藤村・作曲/藤江英輔 

 小林旭の曲で知られているこの歌、実は中央大学の学生歌だそうだ。作曲者の藤江英輔氏が中央大予科ご出身で、私の上司も中央大学のOBだった。詞は言わずと知れた島崎藤村。本来は嫁に行く姉への思いを綴った詞であるが、藤江氏が「我が姉よ」を「我が友よ」に変え、戦地に赴く仲間に向けて「惜別の歌」として歌い継がれたようだ。

posted by あうる at 13:20| Comment(0) | 来し方行く末